小金井市が保育園廃園条例案、定例会提出見送る 

2022年6月23日 06時34分
 東京都小金井市が市立保育園五園のうち老朽化した三園の廃止方針を打ち出している問題で、西岡真一郎市長は、関連する条例改正案を市議会六月定例会へ提出することを見送った。二十一日夜にあった市議会の会派代表者会議で表明した。
 問題を巡っては、市が市民や議会に説明してきた廃園による財政効果の試算に、二園の先行廃園に伴い園児が民間保育園に通う場合に増える財政負担を反映させていなかったことが六日の全員協議会で判明した。一部議員は「廃園議論を有利にするため、財政効果を大きく見せて市民をだました」と反発。さらに協議が必要だが、二十三日までの定例会の会期に間に合わないと判断したとみられる。
 一方、市側は条例改正案を審議するための全協と臨時会を九月定例会の前に開くことを議会に打診した。市は先行して廃園する「くりのみ」「さくら」の二園について、来春からゼロ歳児をとらないことを計画。秋に来春の募集を始めるため、九月上旬までの条例改正が必要と判断しているとみられる。(花井勝規)

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