参院選東京 公示 主な候補者 第一声 

2022年6月23日 06時38分
 上から届け出順 

◆山本太郎(やまもと・たろう)さん(47)=れいわ 元
 奪われた希望取り返す

 日本は先進国で唯一、二十五年間、不景気が続く国。多くの人々が貧しくなる一方、一部の資本家や大企業に利益が流れる構造がある。原因は消費税。皆さんが納めた税収の73%は大企業の法人税減税の穴埋めに使われている。消費者や中小企業の首を絞める消費税を上げ、消費する力、投資する力を奪い続けた。
 国を守るとは、あなたの生活を守ること。一人一人の購買力を上げ、社会にお金が回るための一丁目一番地が消費税廃止だ。そして徹底的な財政出動。二十五年間、奪われ続けた希望、夢を取り返すときが今だ。

◆安藤裕(あんどう・ひろし)さん(57)=諸派 新
 真っ先に消費税ゼロに

 真っ先に消費税をゼロにする。キーワードは「政府の赤字はみんなの黒字」。反対に政府が財政黒字を目指せば国民は貧困化する。
 物価が上がっているにもかかわらず、四月に年金支給額は引き下げられた。公務員の数や給与が削減された結果、不安定雇用、低賃金になった。若い人の所得は減り、結婚できず、少子化の要因にもなっている。
 昨年まで自民党の衆院議員を三期務めた。国民が豊かになる政策に転換しないといけない。政府が持つ通貨発行権をちゃんと使えば、消費税ゼロ、所得倍増も実現可能だ。

◆海老沢由紀(えびさわ・ゆき)さん(48)=維新 新
 出産と教育の無償化を

 子どもたちへの財源を優先的に確保することが必要だ。どんな経済状況の家に生まれてもしっかり豊かな教育が受けられる社会をつくっていくために、憲法に教育の無償化を明記する。
 少子化問題にも真っ正面から取り組む。その一つが出産費用の実質無償化。四人を育てているが、この国で産み育て大学まで出すのは本当に大変。出産は保険が適用されないが、上限を決めることで保険適用とし、クーポンの支給で無料で出産できる日本をつくりたい。この二本立てで子どもたちや子育て世代をしっかりサポートしていく。

◆荒木千陽(あらき・ちはる)さん(40)=ファ 新
 刺激を与える存在必要

 歩みが遅い国は、物価高が生活に悪影響を及ぼし始めた段階でようやく対策本部を作ると言い始め、新型コロナの感染状況が落ち着いてきた今になって日本版CDC(疾病対策センター)を作ろうとしている。
 検討している間に日本はじり貧になる。政権支持率が高い中で刺激を与える存在が必要。都政も変わらないと言われていたが、小池百合子知事が誕生し、改革が進んできた。
 世界と競争する東京から日本を変えていかなければ未来の東京はない。皆さんの苦しみやこれからの生活を私に託してほしい。

◆服部良一(はっとり・りょういち)さん(72)=社民 新
 頑固に平和暮らし一番

 頑固に平和、暮らしが一番。戦争させない。どっこい社民党だ。どっこいとは歌舞伎の言葉で相手の動きを制止する意味がある。日本のおかしな動きを、どっこい、止めたい。軍事費を二倍にすれば、相手も軍備増強して軍拡競争になる。許してはいけない。今日、必死で生きてる人に光を当てて応援するのが政治の役割。皆生活に困っている。広がる格差、貧困社会を立て直す。脱原発、二〇五〇年までに自然エネルギー100%の社会をつくっていく。軍事でなく、外交でアジアとの平和、日本の平和をつくっていく。

◆山添拓(やまぞえ・たく)さん(37)=共産 現
 憲法を徹底的に生かす

 「憲法が希望」という言葉を掲げてきた。自民党は選挙が終われば改憲発議をすると言っているが、いま政治に求められているのは暮らしに、平和に、憲法を徹底的に生かすことだ。
 最低賃金が安過ぎる。時給千五百円を目指して大幅に引き上げる。給料をあげてこそ、経済は好循環に進むのではないか。
 国会ではウクライナ危機に乗じて、大軍拡の大合唱だが、その先に平和への展望は開かれない。憲法九条を変え、戦争をできる自衛隊にするなど、もってのほか。憲法を生かし、希望ある日本にしたい。

◆竹谷とし子(たけや・としこ)さん(52)=公明 現
 人への投資に全力注ぐ

 二期十二年間、小さな声を大切にし、その実現のために全力を尽くしてきた。未婚のひとり親は控除の対象外という理不尽な税制を変え、二〇二〇年に公平なひとり親控除を実現した。
 女性国会議員でただ一人の公認会計士として、専門知識を生かして税金の無駄削減に取り組んできた。食品ロス削減も進め、一九年に食品ロス削減推進法を成立させた。
 次の六年間は「人への投資」に全力を注ぐ。学び直しや職業訓練を充実させて就職を後押しする。働く人が生活の向上を実感できる経済再生を進めていく。

◆朝日健太郎(あさひ・けんたろう)さん(46)=自民 現
 安心安全で人の流れを

 コロナ禍を乗り越え、東京五輪を開催した日本は国際社会から評価が高まっている。コロナが落ち着けば東京に旅行に行きたいという声も多い。もう一度人の流れと経済を取り戻す。五輪を通じて生み出されたバリアフリーなど無形の価値を世界にPRし、東京を世界一の街にしていく。
 その大前提が安心安全だ。災害に対する備えを高めたい。そして、中国の大型化する公船が領海を脅かしている危機的状況を国民と共有し、国を守る意思と結束を強めたい。この国を守れるのは自民党だ。それを力強く訴えていきたい。

◆及川幸久(おいかわ・ゆきひさ)さん (62)=諸派 新
 税金のない国にしたい

 真の争点は尖閣諸島を巡る有事だ。領海のすぐ隣に中国海警局の船が来て、今にも上陸されそうな状況だ。有史以来、これほど国家危機の状態になったことはない。尖閣を守らねば、日本はもう守られない。
 人口減少も進み、あと三十年で五千万人が減って半分になる。財政が持つのは東京都ぐらいだ。われわれは減税を訴えながら、最終的に税金のない国にしたい。株や債券、不動産の運用で利益を出し、予算に充てている国もある。日本をもう一度、強く、誇り高き、世界のリーダー国家にしたい。

◆青山雅幸(あおやま・まさゆき)さん(60)=諸派 新
 余計なコロナ対策廃止

 今の総理は様子うかがいのリーダー。既存の野党はみんなが大変な思いをしたコロナを政権批判に利用した。誰も国民を考えていない。今の状況では私は政治を辞められない。きっかけは五〜十一歳へのコロナワクチン接種が持ち上がったこと。余計なコロナ対策は全部廃止だ。二十代以下のワクチン接種を中止する。脱マスク。子供を熱中症にさせるから。大人がマスクを着けていると子供は外せない。せめて屋外では外そう。憲法九条を改正されたら、関係ない戦争に日本人も参加しないといけない。憲法改正は許さない。

◆生稲晃子(いくいな・あきこ)さん(54)=自民 新
 治療と仕事両立を支援

 三十六年間芸能界で活動してきた。四十二歳の時、乳がんの告知を受け、二度の再発、五回の手術を経験した。がん治療と仕事の両立、その間で幼い娘を育てる毎日はとても大変だった。仕事を失ってしまうかもしれないという怖さから五年弱、公表は控えた。
 (当時首相の)安倍晋三議長の下、働き方改革実現会議の民間議員として病気の治療と仕事の両立支援をテーマにトライアングル型支援を提案し、実際に始まった。やりがいを感じた。浸透させることが私の使命。心理カウンセラーとして心の問題にも取り組む。

◆松尾明弘(まつお・あきひろ)さん(47)=立民 新
 日本の政治を変えたい

 介護現場で働いている三十代の男性は十年以上頑張っているのに手取りの給料は十六万円でこれからも上がる気がしないと言っている。そんな不安を多くの人が抱えている。
 物価高やインフレで大変な思いをしている人の声に、岸田政権は耳を傾けようとしない。政治が無為無策だから物価高やインフレが進んでいる。
 このままでは日本はおかしなことになる。与党一強で緊張感のない政治、暮らしに目を向けない政治、今の日本の課題に向き合わない政治を変えたい。政治が変われば暮らしが変わる。

◆蓮舫(れん・ほう)さん(54)=立民 現
 子供対策で若者に安心

 今もっとも必要なのは子供対策だと思う。昨年一年間に生まれた赤ちゃんは八十一万人。五十年前は二百万人だった。どんどん産めなくなっている。無駄をなくし、子供に予算を回す。若者が安心して暮らし、結婚できるよう取り組む。
 子ども予算倍増と言った岸田首相は具体的に何も決めておらず、一方で防衛予算は倍増と言う。新たに五兆円が必要だ。病院に例えれば現役世代の窓口負担を三割から六割にする規模。額ありきでなく中身を議論することが国会の役割だ。間違った政策に堂々と皆さまの声を代弁していく。

◆乙武洋匡(おとたけ・ひろただ)さん(46)=無所属 新
 諦めなくていい社会に

 今の社会、諦めなければならない境遇の方々がたくさんいる。障害があるから仕事を持てない。LGBTQ(性的少数者)当事者だから結婚できない。海外にルーツがあるから不動産契約ができない。家にお金がないから進学できない。こうした方々が諦めなくていい社会にする。そのために選択肢を増やしていく。
 いつ誰が、どんなタイミングで少数派になるか分からない。けがをするかもしれないし、お子さんが性的少数者かもしれない。少数派が生きやすい社会にすることは、この世に生きる全ての人のための政治だ。

◇N党の候補者

(届け出順)

◆猪野恵司(いの・けいじ)さん(38)=新
 ダンサーの生活を保障

 私には夢がある。バレエダンサーが踊りで生活費を稼げる世界を作るという夢がある。バレエダンサーは収入的に厳しい。才能あるダンサーは三、四年でやめてしまうか、海外に輩出というより、流出してしまっている。ダンサー、芸術家が生活に困らないよう最低限の生活を保障する「ベーシックインカム」制度を作る。感動を与え、文化、芸術を支える国を作りたい。

◆田中健(たなか・けん)さん(56)=新
 外交防衛政策訴えたい

 江戸川区議として五期十八年、活動した。国政選挙では外交・防衛、安全保障政策を訴えたい。私はウクライナの自衛戦争を肯定する立場だ。即時停戦はロシアを喜ばせるだけ。今は日本は何をすべきかが問われている。防衛費は国内総生産の2%以上にするべきだ。高速道路無料化で景気を良くする。少子化対策として二十五歳以下の女性の保障を手厚くする。

◆松田美樹(まつだ・みき)さん(35)=新
 まずはNHKぶっ壊す

 党や私が訴えてきたことは、まずは「NHKをぶっ壊す」。そしてNHK受信料は支払わなくても大丈夫ということ。支払わないことで被害に遭っているなら党が守ることを訴え続けたい。全員当選とは思っていないが、改めてこんな党と気付いてもらえる機会になればいい。私も当選は難しいと思っている。しかし、投じてくれた一票は死に票などにはならない。
 このほかにN党からは、いずれも新人の説田健二さん(51)と長谷川洋平さん(45)が立候補を届け出た。

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