参院選千葉 県内有権者の声 「物価高対策 論戦を」 「平和維持へ憲法守って」

2022年6月23日 07時18分

立候補者の演説に集まった有権者ら

 候補者は自分の実現したい政策を訴えるが、それを選ぶのは有権者だ。自分の一票にどんな思いを託すのか、各演説会場などで尋ねた。
 「若者への支援など未来に向けた投資をお願いしたい」。JR津田沼駅北口の船橋市前原西で喫茶店などを営む大塚智明さん(48)は「子育て世代や、奨学金などの返済に苦しむ若者たちを応援することが大切だと思う」と話し、次代を担う人材を育てる政治を望んだ。
 一方、未来より現在の生活に関心を向ける声も多く聞こえた。
 四街道市の無職羽田民夫さん(75)は最近、スーパーの品物の価格が上がっているのが気がかりだという。「水はペットボトルを買わずに家の水道水にしているし、好きなお酒も控えている。市民の生活を考え、物価高への対策をしてくれる人に投票したい」と語る。
 千葉市中央区の無職平山健治さん(81)も「夫婦二人とも年金暮らしなので、生活が大変なのに野菜類や冷凍食品の値上がりが特にきつい」と、物価高対策に関する論戦を期待する。ウクライナ情勢も気になるところ。「自衛隊の議論も深まってほしい」
 「平和を維持し続けるため、憲法九条を守り抜いてくれることが最も大事だ」。こう即答したのは千葉市若葉区の主婦、吉岡ひとみさん(60)。念頭には、ロシアによるウクライナ侵攻がある。「日本のことだけではなく、世界に目を向けて平和を考える政党に票を投じたい」と切実な表情を見せた。
 松戸市古ケ崎の渡辺良亮さん(74)は「選挙は実際に候補者を見て、訴えを聞いて投票することにしている。初めて見た時の人物の印象が大切」と語る。政治に望むことは国土を守ることに尽きるとし、「外国資本には売らないでほしい。豊かな自然を守り、日本の農業生産をしっかり支えてほしい」と願った。

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