参院選東京 主な候補者の横顔(1)

2022年6月24日 07時18分
 改選数六に、三十四人が立候補した参院選東京選挙区の主な候補者の人物像を五回に分けて紹介する。(届け出順)

◆山本太郎(やまもと・たろう)さん(47) れいわ 元<1>
 街頭演説では聴衆と対話

 衆院議員を辞職し、くら替え出馬した。国会には昨年の選挙で約二年ぶりに返り咲いたばかりだったが「権力の暴走にブレーキをかけたい」と決断した。
 高校生のときに芸能界入りし、俳優として活躍。二〇一一年の東日本大震災を契機に反原発運動にのめりこみ、政治家を志した。一三年参院選の東京選挙区で初当選した。
 街頭演説の会場では、聴衆との対話に時間を割く。「本当は昔からしゃべるのが苦手だが、簡単に伝えられなくても言い続けないといけない。聴いてくれる人と一緒に理解を深めながらこの国を変えていきたい」と力を込める。
 大の甘党で、街頭に出るときはラムネとジュースが欠かせない。趣味は猫の動画観賞。(太田理英子)

◆安藤裕(あんどう・ひろし)さん(57) 諸派 新
 「古来の知恵」の書籍に感銘

 「政府の赤字はみんなの黒字」と大胆な財政出動や消費税ゼロを訴える。
 横浜市出身。相模鉄道勤務を経て、税理士に転身。二〇一二年衆院選に自民党の公募で京都6区から出馬し比例復活で初当選した。「民主党政権が外国人参政権などを掲げ危機感を抱いた」と振り返る。
 衆院議員三期、内閣府政務官などを務めたが、昨年十月の衆院選は党府連の支援を得られず出馬を断念した。政策は自らのユーチューブチャンネルやSNSで訴え続け「新党くにもり」から出馬を誘われた。
 読書が趣味だ。法隆寺の修理に受け継がれる技や知恵を記した「木のいのち木のこころ」に感銘を受けた。音楽好きで、学生時代はマンドリンクラブに所属した。(土門哲雄)

◆海老沢由紀(えびさわ・ゆき)さん(48) 維新 新
 次世代の生活よくしたい

 今の夫と子連れで再婚した「ステップファミリー」で、小学五年生から大学一年生まで四人の子どもを育てる。二〇一二年、維新政治塾の第一期生として政治を志した動機は「子どもたちが生活する日本をよくしたい」だった。「次世代への徹底投資」を訴える。
 元プロスノーボーダー。二十代のときはスイスやアメリカなど世界の山々で滑った。衆院選、二度の都議選での落選を経て一九年、東京を離れて大阪市議選に挑戦。四票差で悲願の初当選を果たした。維新の本丸で、子育て支援策の拡充や大阪都構想の実現を訴え奔走した。
 息抜きは、子どもたちの成長を語り合いながら夫とお酒を飲むこと。書道は準師範、華道は師範の腕前。(山下葉月)

◆荒木千陽(あらき・ちはる)さん(40) ファ 新
 早起き 寝坊したことなし

 衆院議員時代の小池百合子知事をアポなしで訪ね、「弟子入り」を志願。六年間にわたり秘書を務め、通算二年半の同居生活を送った。国会質問用の原稿を夜遅くまで作り、ニュースを見ながら世の中を憂う姿に刺激を受け、自らも政治家を志した。今も「姉のような存在」と慕う。
 二〇一七年の都議選で小池知事率いる地域政党「都民ファーストの会」から中野区選挙区で立候補し、初当選。その後、代表に就任した。知事とともに都政の中心を担ってきた自負が背中を押し、都民ファが母体の「ファーストの会」代表として、国政進出の先兵となる覚悟を決めた。
 早起きが得意で寝坊したことがないのが自慢。ピクルスづくりでストレスを発散する。(加藤健太)

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