参院選千葉 主な候補者の横顔(上)

2022年6月24日 07時31分
 参院選千葉選挙区(改選数三)には現職新人合わせて十四人が立候補した。このうち、主要政党などが擁立した十候補の横顔を三回にわたって紹介する。(参院選取材班) (届け出順)

◆猪口邦子(いのぐち・くにこ)さん (70) 自現<2> 公
 少子化対策に尽力

 小泉純一郎内閣では初代の少子化担当相に就任した。待機児童や保育士の処遇改善に尽力した。「ひとりひとりが豊かな人生を送れる社会をつくりたい」
 普段から駅頭での街頭活動を続けてきた。「毎日主権者の顔を見ると、時代の流れが分かる」。選挙戦に向け「知名度はあてにならない」と、県内各地を回る。「大変厳しい戦いだが、勝利したいと覚悟を固めている」
 政治家になる前は、国際政治学が専門の大学教授だった。前向きでめげない性格が強み。料理が得意で、フレンチをフルコースで作るほどの腕前を持つ。

◆七海ひろこ(ななみ・ひろこ)さん (37) 諸新
 子育てと選挙両立

 幼いころから幸福の科学を信仰する。慶大卒業後、NTTデータで勤務経験を経て、入党後は国政や首長選など数々の選挙に出馬。松戸市出身で今回は地元・千葉で選挙を戦う。
 郷土愛が強く、「子どものころは祖父母が暮らす房総半島で海水浴や釣りをして遊んだ」。二〇一九年の台風15号で被害を受けた鋸南町にボランティアで入った経験もある。
 約四年前に結婚し、今年三月下旬に第一子を出産。「子どもの顔を見て『行ってくるからね』と言って家を出る。夫の協力を得て子育てしながら選挙活動をしていく」

◆臼井正一(うすい・しょういち)さん(47) 自新 公
 3世代続け国政へ

 名門「臼井家」の国政復活が悲願だ。父親の臼井日出男さんは小渕内閣などで法務大臣を務め、祖父の荘一さんも元衆院議員。「政治に身近な環境で育った」
 日大卒業後、オリエンタルランドに勤め、二〇〇三年から県議を通算五期務めた。その間、〇九年衆院選千葉1区から出馬するも落選し、一年半の浪人を経験。「子どもが三人いて職を失い、妻が働いてくれた。支援者のありがたみも感じて人として成長できた」
 国政再挑戦に当たり、日出男さんから「参院は大変だぞ、覚悟はあるのか」と励まされた。柔道三段の腕前も持つ。

◆渡辺晋宏(わたなべ・くにひろ)さん(36) N新
 農家の課題訴える

 「後継ぎができないなど農業の課題を政治に訴えたい」。昨年七月に政治団体「農業党」を立ち上げた。
 昨秋の衆院選千葉7区、今年五月の野田市議選に続き、NHK党公認で出馬した。約十二ヘクタールの農地で稲作に取り組む農家の三代目。
 「農業を持続可能にするため株式会社化する必要がある」。農業会社を営み、顔なじみの飲食店に精米直後の米の直売や「買い物難民」の高齢者宅への配達など農家の新しい営業スタイルを模索する。
 趣味は草野球。甲子園を目指した流山北高時代は主将も務めた。家族は妻と娘一人。

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