新たなにぎわいと交流の場を 秩父神社近くの古民家に 農工ショップ、リニューアル

2022年6月25日 07時43分

リニューアルオープンした農工チャレンジショップで客を待つ生徒ら=秩父市で

 埼玉県立秩父農工科学高校(秩父市)の生徒らが市の中心市街地で運営するアンテナ店「農工チャレンジショップ」が、秩父神社にほど近い古民家に移転し、リニューアルオープンした。生徒が育てた野菜の販売などを通して、新たなにぎわいと交流の場を目指す。
 ショップは二〇一六年五月、神社前から延びる番場通りに開店。「秩父を元気にしたい」と同校の生徒が十年ほど前に設立した模擬会社「秩父元気プロモーション」が運営し、商店街の活性化に貢献してきた。
 移転先は番場通りの西側、かつて秩父銘仙の取引でにぎわった買継商(かいつぎしょう)通りに面した古民家。昭和初期に建てられた二階建てで、移転を機に新たに店名を「よりどころ」とした。チャレンジの「よりどころ」であり、店で生まれた絆を「撚(よ)っていく場」になるようにとの願いを込めたという。
 今月十一、十二日にオープンイベントがあり、生徒が栽培したトマトやタマネギなどを販売。二階には秩父銘仙の着物などを展示し、多くの人が興味深そうに眺めていた。
 農業科三年の桜井洋介さん(17)は「気軽に立ち寄ってもらい、会話が弾むような場にしていきたい」と抱負を語った。毎週金曜日に営業予定。営業時間など詳細は秩父元気プロモーションのフェイスブックなどで告知する。(久間木聡)

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