7月選挙の敵は気象? 2000年代は過半数の選挙期間中に大雨災害 今年はどうなる? 自治体はやきもき…

2022年6月26日 07時00分
 参院選は大雨シーズンの7月実施が多い。2001〜19年の7回のうち4回は選挙期間中に大きな災害が起きている。今回の投開票日は7月10日。自治体の選挙担当者は、災害を警戒しながら作業を進めている。
 01年参院選の公示日は7月12日。その前後の11〜13日、日本海に停滞した梅雨前線の影響で、九州北部で1時間に50ミリを超える非常に激しい雨を記録し、住家の一部損壊5棟、床上浸水66棟、床下浸水687棟の被害が発生した。07年も7月12日の公示日を挟み、沖縄から東北南部の太平洋側に台風4号と梅雨前線による大雨が降った。
 都内自治体の選挙担当者は「大雨が予想される場合は、防災担当の職員を選挙業務から外すこともある」と話す。災害が発生すれば、投票所を避難所に転用する可能性があり、天気予報のチェックは欠かせない。関東各地に水害などをもたらした19年の台風19号の際は、参院補選が実施された埼玉県坂戸市や東松山市で、投票所を開設する予定だった施設を急きょ、避難所に切り替えた。
 梅雨明けの時期も、有権者の投票行動に影響を及ぼしかねない。
 2000年以降の最低投票率は、衆院選では14年12月の52.66%だったのに対し、参院選は19年の48.8%。19年は7月4日に公示されたが、例年なら梅雨が明けている沖縄地方や奄美地方も含めて全国が梅雨入りしていた。投開票日の21日は両地方を除いて梅雨の真っただ中だった。(布施谷航)

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