参院選神奈川 主な候補者に聞く(下)

2022年6月26日 07時14分
 七月十日投開票の参院選には現職、元職、新人が計二十二人立候補している。このうち主な候補者十五人の経歴や実績、政治を志したきっかけなどをまとめた。それぞれ末尾には候補者自身に付けてもらったキャッチフレーズを太字で記載。二回に分けて紹介する。(届け出順)
※末尾はキャッチフレーズ

◆浅尾慶一郎(あさお・けいいちろう)さん(58) 自・元<2>
 再挑戦できる社会実現

 民主党やみんなの党などで参院議員を二期、衆院議員を三期務め、二〇一七年に自民党へ入党。その後二回、衆院選に出たが、選挙区事情で無所属として出馬していた。今回、初めて自民党の候補として戦う。
 所属政党を移っても「政策を変えたら有権者を欺くことになる」。経済政策の即戦力をアピールし、自らの落選経験も踏まえて「何度でも挑戦できる社会」の実現を訴える。各地の駅にあるそば屋巡りが趣味。
 経済のあさお

◆小野塚清仁(おのづか・きよと)さん(49) N・新
 化粧品 軽減税率適用を

 自身を「そこまでバカではなく、そこまで賢くもない普通の人間」と評す。「普通の人間が政治家になって努力すれば、国は中庸をいけるのではないか」と立候補の意義を語る。
 美容業界で働いた経験から、化粧品への軽減税率適用を公約に掲げる。「女性のメークにはコストも時間もかかる。男性も女性のメークで恩恵を受けており、消費税10%は心苦しい」。元ネットゲーマーで、選挙戦は動画配信に徹する。
 バカ代表

◆松沢成文(まつざわ・しげふみ)さん(64) 維・元
 安全保障や改憲を訴え

 県議二期、衆院議員三期の後、二〇〇三年から県知事を二期務め、一三年から参院議員に。昨夏の横浜市長選出馬で自動失職し、今回はその補充の合併選挙だ。出戻る形だが「第三極で戦う目標のため。あとは有権者が判断する」。安全保障確立や改憲を訴える。
 地域の歴史研究を続けており、著書も多数。旅先で各地の城を見るのが好き。週末のジョギングや愛犬との散歩が息抜き。
 改革保守の第三極をつくる。

◆深作ヘスス(ふかさく・ヘスス)さん(37) 国・新
 国際感覚で政治を改革

 日本人の父とペルー人の母の間に生まれ、親戚はイタリア人やエジプト人など国際色が豊かだが、ずっと川崎市宮前区で育った。「海外のことを知らな過ぎる」と大学卒業後、在米日本大使館のスタッフに。日米の合意など重要なことが政治状況に左右される現状を知り、政治を志した。
 選挙戦では、培ってきた国際感覚と、「失われた三十年しか知らない世代」として政治改革を訴える。
 神奈川から日本を元気に。走れヘスス。

◆壱岐愛子(いき・あいこ)さん(36) 諸・新
 いじめを経験 対策に力

 二〇〇八年の世界的な金融危機で勤め先にもリストラがあり、世界情勢が生活に影響する事態を経験。「政治がしっかりしていないとだめだ」と、政治家を志した。参院選は一六年から連続で三度目の挑戦。
 日本を取り巻く安全保障環境は厳しさを増していると考え、「防衛力を強化」「愛国心を取り戻す」と訴える。自身がいじめに遭った経験から、いじめ対策の強化を求める陳情を県議会に繰り返し出している。
 国を守る力士系女子

◆飯田富和子(いいだ・とわこ)さん(53) N・新
 森林整備 林業に興味を

 「森林は整備してふかふかの足場にしないと、微生物や土が育たない。ほったらかしをなんとかしないと」。森林の整備や林業に興味を持ってもらいたい。その一念で立候補した。
 ICTを活用した森林計測などを行う林業システム会社の常務取締役。「機械があれば、女性も男性も関係ない」。コロナ禍の前は趣味と実益を兼ね、調査で訪問した先で温泉旅館に泊まるのが楽しみだった。
 都会のまんなかで林業を叫ぶ女

◆首藤信彦(すとう・のぶひこ)さん(77) 諸・新
 教育 完全無償化目指す

 二〇一二年まで旧民主党の衆院議員を通算三期務めた。「神奈川の再生を政界復帰の第一歩にしたい」と意気込む。「権利や人権が軽視され、イケメンが受けるルッキズムの政治に活を入れたい」。街頭演説ではボブ・マーリーの権力にあらがう曲「ゲット・アップ、スタンド・アップ」を流して自身を鼓舞する。
 教育の完全無償化などを訴える。長男の天信(たかのぶ)氏は立憲民主党の県議。
 青銀協創:若者とシルバーの社会連帯の旗手

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