助産師が心の相談も 伊豆市が妊産婦支援事業

2022年6月26日 08時01分
 静岡県伊豆市は助産師が継続的に妊産婦の悩み相談に応じる事業を始めたと発表した。これまでも助産師が妊産婦や乳児の体調や授乳の相談に応じ、市も利用料を補助してきた。今回は精神的なサポートに重点を置き、市の保健師がサポートが必要と判断した妊産婦は利用回数の制限なしで、助産師に出産、育児の相談ができるようになる。
 相談に応じるのは市内唯一の助産院「桃太郎助産院」。市によるとベテラン助産師が三人おり、市外の人も利用するほど信頼を得ている。市の保健師が母子手帳交付時や出産直後の訪問などで妊産婦と面談した際、精神的なサポートが必要と判断したら助産院を紹介。助産師と面談してもらい、妊産婦にあった支援プラン(最大産後一年まで)を作成する。
 市は妊産婦への各種支援制度を整えているが、悩みを抱える妊産婦は適切な利用を考える余裕がない恐れがある。助産師は精神的なケアをしながら各種支援の利用なども促す。菊地豊市長は「今は支援制度の一環だが将来的には、助産院が妊産婦のサロンのようになればと思う」と期待した。(渡辺陽太郎)

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