赤坂【港区】ビル街に息づく歴史と文化を探して赤坂を歩く ~ぐるり東京 街さんぽ~

2022年7月7日 00時10分
ぐるり東京 街さんぽ

東京の街さんぽにおススメのスポットやイチオシのお店を紹介!スマホでチェックできるイラストマップを片手に、身近な街の魅力を再発見!毎週木曜日更新

イラスト:杉崎アチャ

赤坂氷川神社へのアクセス

東京メトロ千代田線「赤坂駅」6番出口から徒歩約7分
東京メトロ銀座線・南北線「溜池山王駅」12番出口から徒歩約13分

赤坂のココが見どころ

ハイセンスなビジネス街のイメージが強い赤坂。アークヒルズや東京ミッドタウンといった複合施設が人気を集めています。江戸幕府のお膝元として発展した歴史にも注目。日枝神社や赤坂氷川神社など、歴代将軍との強い結びつきを感じられる名所も見どころです。また、東京を代表する料亭街としての顔もあります。現在も数軒の料亭でお座敷が行われており、花柳界の面影を残す一角を歩けば、芸者さんとすれ違うかもしれません。

ビル街の傍らに息づく歴史と文化を堪能する赤坂さんぽ

 「赤坂駅」7番出口を出て右手へ直進。最初に向かうのは、アップルの創業者スティーブ・ジョブズが愛した和菓子店としても有名な「赤坂青野 赤坂本店」です。涼し気な涼菓の看板に惹かれながら店内へ。豊富なラインナップに目移りしつつ、名物の赤坂もちを購入しました。小風呂敷包がかわいらしい赤坂もちは、一昔前まで、料亭のお座敷に向かう芸者さんの手土産としても重宝されていたそうです。今も時折、現役の赤坂芸者さんがお店にいらっしゃるのだとか。
 かつての花柳界の華やかさに思いを馳せつつ、赤坂・六本木の氏神である「赤坂氷川神社」を目指して歩いていきます。ところどころに坂道があるのも、赤坂ならでは。

本氷川坂を上ると赤坂氷川神社に到着。

 赤坂氷川神社にお参りしたら、近年、パワースポットとしても注目を集めている「日枝神社」へ。今年は山王祭における「神幸祭」が行われる予定でしたが、残念ながら中止になってしまいました。次回は2年後の令和6年(2024年)に行われる予定だそう。微笑ましい表情の神猿まさるを撫で、朱色の鳥居が立ち並ぶ稲荷参道から日枝神社をあとにしました。
 散策のあとは、老舗洋食店「にっぽんの洋食 赤坂 津つ井」へ。ちょっと奮発して、名物料理のビフテキ丼をいただきましょう。

<赤坂のおすすめスポット>

■赤坂青野 赤坂本店

創業120年の老舗和菓子店。看板商品の赤坂もちは、きな粉とお餅を小風呂敷包にした商品の元祖。お餅の中には黒糖とクルミが練り込まれ、甘みとクルミの渋みのハーモニーが絶妙。口当たりの良さと歯ごたえを同時に楽しめる逸品です。豆大福などの生菓子もおすすめ。

(上)赤坂もち(3個入648円、5個入1080円)。風呂敷にきな粉を出し、お餅にまぶしながら食べるのがお店推奨のスタイル。(下)豆大福(270円)。夏のレモン大福(270円)をはじめ、季節限定の生菓子も人気。

店員

店員

伝統を大切にしつつ、時代のニーズに合った和菓子を職人が手作りしています。季節限定メニューは、常連のお客様にも、いつでも新鮮に和菓子を楽しんでいただきたくて開発しました。

お客様

お客様

赤坂もちは、幼い頃、祖母がよくお土産に持ってきてくれた思い出の味。赤坂に立ち寄った際には必ず購入し、家族で一緒にいただいています。私の子どもも赤坂青野の和菓子が大好きです。


<データ>
住所 港区赤坂7-11-9
電話 03-3585-0002
営業時間 平日9:00~18:00、土曜9:00~17:00
定休日 日曜、祝日、元旦
※春分の日、こどもの日、秋分の日は営業

■日枝神社

かつて江戸城内にあった「城内鎮守の社」。歴代将軍にまつわる刀剣など、国宝を含む文化財が展示されている宝物殿も必見。比叡山の日吉大社を総本宮とする「山王さん」としても親しまれており、6月に開催される山王祭は江戸三大祭のひとつです。境内には、神の使いとされる猿の像が。ご利益を求め、狛犬ならぬ「神猿まさる」を撫でる参拝客も多く見られます。

(上)本殿を守る神猿(まさる)。子猿を抱く母猿には安産祈願などのご利益があるのだそう。(下)境内から西へ続く稲荷参道。千本鳥居とも呼ばれ親しまれている。

職員

職員

日枝神社の宝物殿には徳川将軍が奉納した刀剣が数多くあり、そのほとんどが国宝や重要文化財に指定されています。江戸時代に使用されていた山車人形の展示もあるので、参拝の際にはぜひ見学してみてください。

参拝客

参拝客

ビル街にそびえる大きな鳥居が印象的!上りエスカレーターだけだなく下りエスカレーターも設置され、高齢の父母と一緒に安心して参拝できるようになりました。

<データ>
住所 千代田区永田町2-10-5
電話 03-3581-2471
開門時間 6:00~17:00

■にっぽんの洋食 赤坂 津つ井

昭和25年(1950年)創業。お箸で食べられる「にっぽんの洋食」というスタイルを確立した名店です。名物料理のビフテキ丼は、醤油やみりん、味噌など、和の調味料をベースにした飽きのこない味わい。上質な黒毛和牛ロースを網焼きし、脂の甘みとタレの香ばしさを引き出しています。

赤坂名物ビフテキ丼(3250円)。甘めのタレと溶けだしたバター、ブラックペッパーの相性が抜群。

店員

店員

ビフテキ丼のお肉は、その日一番良い状態のA5ランクの黒毛和牛ロースを目利きします。元々はうな重をイメージして開発したと先代から聞いています。

お客様

お客様

祖父、父、私の3世代でこの店のファン。秘伝のタレは50年以上継ぎ足しているとお店の方に聞いて驚きました。レアに焼かれたやわらかい肉とタレが絡み合い、ペロリと食べてしまいます。

<データ>
住所 港区赤坂2-22-24 泉赤坂ビル1F・B1
電話 03-3584-1851
営業時間 ランチ11:30~15:00(LO14:30)、ディナー17:00~22:00(LO21:30)
定休日 土曜、日曜、祝日、年末年始


※新型コロナウィルス感染症の影響で、掲載したお店や施設の臨時休業および、営業時間などが変更になる場合がございます。事前にご確認ください。
※掲載のイラストマップは縮尺や詳細な位置など、実際と異なる場合がございます。
※2022年7月7日現在の情報です。
※料金は原則的に税込み金額表示です。

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