<コラム 筆洗>。から小欄を書きだすのは初めてだが、暑さゆえの間違いではな…

2022年6月27日 07時09分
 。から小欄を書きだすのは初めてだが、暑さゆえの間違いではない。本日は「。」すなわち文章を結ぶのに使う句点の話である▼句読点が一般的になったのは明治後期というからさほど長い歴史ではなく、それ以前は空白によって文章を区切っていたようだ▼結婚式の招待状には終止符を連想させるため句点を使わないと聞くが、こうした縁起担ぎは選挙とは関係ないらしい。「決断と実行。」(自民党)、「戦争させない。くらしに希望を。」(共産党)など、参院選の各党キャッチフレーズにはなぜか、「。」が目立つ▼公明党も「日本を、前へ。」とやはり、句点がある。「改革。そして成長。」の日本維新の会、「給料を上げる。国を守る。」の国民民主党もそうだ。最も文章の長い、れいわ新選組の「『日本を守る』とは『あなたを守る』ことから始まる。」も句点で終わる▼「がんこに平和!くらしが一番!」(社民党)「NHKをぶっ壊す!」(NHK党)は使っていないが、!が句点の代わりになっている。句点も!もない立憲民主党の「生活安全保障」がかえって目立つほどだ▼昨年衆院選でも、句点を使う政党が大半だったから一種の流行か。句点を加えることで決意ややる気を演出しているのだろう。さて、肝心なのは有権者側のキャッチフレーズ。「投票に行こう」の後に決意の「。」でも加えておきますか。 

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