参院選東京 主な候補者の横顔(4)

2022年6月27日 07時27分
 改選数六に、三十四人が立候補した参院選東京選挙区の主な候補者の人物像を五回に分けて紹介する。(届け出順)

◆蓮舫(れんほう)さん(54)立民 現<3>
 犬の散歩で日々の息抜き

 舌鋒鋭く政府を追及する緊張した日々の息抜きは「犬の散歩」という。保護犬だった五歳の日本スピッツを昨年から飼っている。十六歳の猫もいる。「かわいい。ずっと(二匹と)しゃべってる」
 大学在学中の一九八八年、メーカーのキャンペーンガールに選ばれ芸能界入りした。その後、報道キャスターとして活躍していた二〇〇四年、誘われて当時の民主党から出馬した参院東京選挙区で初当選した。与党時代は行政刷新担当相に就任。「一貫して税金の使い方を追及してきた」と自負する。
 二人の子は独立。弁当作りに費やした朝の時間を今は週数日、十キロのランニングに充てる。「齢(よわい)を重ねても健康であることは自信になるから」(井上靖史)

◆乙武洋匡(おとたけ・ひろただ)さん(46)無所属 新
 義足で歩行 今は100メートル以上

 義足をつけた二本の足で地面を踏みしめ、出馬表明した。生まれつき両腕と両脚がなく、車いすで過ごしてきた。義肢装具の技術者らからの申し出で、四年前から義足で歩くことに臨んでいる。二足歩行の経験はなく、「初めは立つこともままならなかった」。
 今では百メートル以上歩ける。大きな達成感があった。一方で一度は断念した政治への思いも膨らんだ。六年前、参院選で自民から出馬するつもりだったが、自らの不倫問題でかなわなくなった。障害者や性的少数者(LGBTQ)の社会進出を政治家として後押しする夢を諦めきれなかった。
 支援者の幅広い思いに応えるため、無所属で挑む。「正直しんどい」と打ち明けつつ、一歩ずつ前に進むつもりだ。(佐藤航)

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