参院選「若者への教育重視を」 神奈川大生 争点・政策を議論 9条など問う意見も

2022年6月27日 07時38分

参院選で重視する政策などを議論する学生=横浜市神奈川区で

 七月十日投開票の参院選を前に、神奈川大法学部(横浜市神奈川区)の大川千寿(ちひろ)教授のゼミに所属する三、四年生二十七人が二十四日、自分たちが重視する政策や争点などを議論し、発表し合った。
 大川教授は冒頭、神奈川選挙区の立候補者数や報道された情勢などを解説。候補者ごとの有利不利が報じられているが、「選挙戦が長く、終盤に向けて情勢は変わりうる」と述べた。
 学生は四班に分かれ、争点や政策を議論した。外交・安全保障で自衛隊の役割を重視する意見や、憲法九条の意味を改めて問う意見が出た。「これから就職して働く時に、ちゃんと賃金をもらえることが重要」など、経済・物価政策を重視する声も目立った。
 また、選挙への関心の高さについて百点満点で点数を付けたところ、六十〜八十点台が多かった。ただ、「選挙に行っても政策は変わらないと思われ、世間的に関心は低い」「野党に希望が持てない。勢いが足りない」と、冷めた意見も出た。
 出席した出口陽大さん(20)は「(国債発行などで)今をしのぐことばかり考えると、今後重い負担がある。実体のある成長を望みたい」と話した。渡辺亮太さん(21)は「参院選では、国政は動かない印象がある」と悩みつつ、「子育て支援に関心がある」。中薗知也さん(21)は「今は貸与型の奨学金が中心で、社会人になって稼いでも返済があり生活がままならない。若者への教育を重視すべきだ」と述べた。(志村彰太)

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