参院選埼玉 党首ら論戦、熱帯びる 公示後初の週末 来県し支持訴え

2022年6月27日 07時52分

猛暑の中、候補者や大物弁士の演説を聞く支持者たち=県内で

 参院選公示後、最初の週末となった二十五、二十六日、与野党の党首らが来県し、埼玉選挙区(改選数四)の候補者への支持拡大を訴えた。猛烈な暑さの中、七月十日の投開票に向けて物価高対策や安全保障政策を巡り論戦を繰り広げた。
 岸田文雄首相(自民党総裁)は二十五日、東松山駅前で演説した。賃上げによる経済成長への意欲を示し、「日本の元気を取り戻すには政治の安定が必要だ。新しい時代を切り開くことができるのは自公政権しかない」と力を込めた。
 公明党も二十五日、斉藤鉄夫副代表(国土交通相)を投入。前日に来県した山口那津男代表に続き、テコ入れを図った。公認候補が推薦を受ける自民との連携で、この日は岸田首相も浦和駅前で応援に入った。
 大宮駅前で二十五日にマイクを握ったのは、共産党の志位和夫委員長。防衛力強化を目指す動きを批判し、「軍拡で平和が守れるのか。日本が進むべきは憲法九条を生かした平和外交だ」と声を張り上げた。
 国民民主党の玉木雄一郎代表は二十五日、推薦する無所属候補の応援で浦和駅前に立ち、「現実的な政治を進める勢力を結集する。自民がおかしなことをしたら直せる勢力が必要だ」とアピールした。
 二十六日は立憲民主党の泉健太代表が川口駅前などで演説。公示日に続く県内入りで「私たちは働く人の目線でものを見るが、そうではない自民が政権運営し経済格差が広がっている。国際競争力の低下にもつながっている」と指摘した。
 日本維新の会の吉村洋文副代表(大阪府知事)も二十六日、所沢駅前などで自民批判を展開し、「自分たちは高い給料をもらって物価が上がっても知らんぷり。納税者の立場で『おかしい』と言える政党が必要だ」と訴えた。(近藤統義、杉原雄介、出田阿生)

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