「豊島激しい攻め、藤井最善の受け」 愛知で王位戦第1局1日目 豊島が封じ手

2022年6月28日 20時26分

第63期王位戦7番勝負第1局の1日目を終え、立会人の小林健二九段(右)に封じ手を渡す豊島将之九段。中央は藤井聡太王位=28日午後6時8分、愛知県犬山市のホテルインディゴ犬山有楽苑で(潟沼義樹撮影)

 将棋の藤井聡太王位(19)=竜王、叡王、王将、棋聖=に豊島将之九段(32)が挑戦している、お~いお茶杯第63期王位戦7番勝負(東京新聞主催、伊藤園特別協賛)の第1局が28日、愛知県犬山市のホテルインディゴ犬山有楽苑で指され、午後6時、先手番の豊島が79手目を封じて1日目を終えた。
 豊島の注文で角換わりの戦型となった本局。序盤、早いペースで指し進めた後、藤井がまず6五桂(38手目)と先攻。これを豊島が同銀(39手目)と食いちぎると、2四桂(45手目)の強襲から藤井玉に迫り、一気に局面が緊迫した。
 藤井は長考の末、同歩(46手目)から防戦し、豊島の駒損覚悟の2三飛(61手目)にも冷静に対応。豊島が自陣に引きつけた竜を狙って、藤井が1八香成(78手目)と反撃に転じたところで、豊島が次の手を封じた。
 副立会人の澤田真吾七段(30)は「豊島九段の攻めが激しいが、藤井王位も最善の受けで崩れない。形勢は五分で、2日目はどうなるか分からない」と話した。
 持ち時間各8時間のうち1日目の消費時間は、豊島2時間7分、藤井5時間4分。2日目の29日は午前9時に再開し、同日夜には決着する見通し。

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