小中学生が自然教室で利用する「八ケ岳少年自然の家」老朽化が深刻 川崎市、再編整備計画策定へ

2022年6月29日 07時13分

老朽化が進んでいるセンターハウスの軒天井=いずれも長野県富士見町の市八ケ岳少年自然の家で(野田議員提供)

 川崎市は28日の市議会定例会一般質問で、長野県富士見町の「市八ケ岳少年自然の家」の老朽化が進んでいるとして、2023年度中に再編整備基本計画を策定する方針を明らかにした。野田雅之議員(自民)の質問に答えた。
 少年自然の家は1977年に開設。市内の小学5年、中学1年生の自然教室や青少年団体のキャンプのほか、一般利用も受け入れ、新型コロナウイルス感染拡大前は年間で計約10万人が訪れていた。

木材が腐食している浴室

 市は2020年度に施設の現況調査を実施。建物の軒天井や床材の劣化が激しく、耐用年数を超えた電気機械設備の更新が必要なことなどを確認した。
 池之上健一教育次長は「おおむね2年かけ、施設整備の考え方を検討するとともに、民間活用導入の可能性を調査していく」と答弁。損傷が著しく、運営に支障がある箇所については早急に修繕するとした。5月に現地を視察したという野田議員は「今後の児童生徒数の減少も視野に入れ、最善な方法での整備計画の策定を」と求めた。
 市教育委員会生涯学習推進課によると、整備計画策定に向けた内容の検討について、建設コンサルタント会社「長大」南関東支店(横浜市)に今年4月、2305万円で業務委託した。(北條香子)

関連キーワード


おすすめ情報

神奈川の新着

記事一覧