横浜市全域にシェアサイクル 来月から社会実験

2022年6月29日 07時13分
 横浜市は、電動アシスト自転車を街中で借りられるシェアサイクル事業を、市内全域で展開する社会実験を七月から始めると発表した。中、西区全域と南、神奈川区の一部では二〇一四年からドコモ・バイクシェアが「ベイバイク」と名づけた事業を既に行っており、それ以外の地域にも広げることとなった。実験期間は二五年三月まで。
 中部区域(緑、旭、泉、瀬谷、戸塚、保土ケ谷区)はドコモ・バイクシェアが運営する。北部(鶴見、神奈川、港北、都筑、青葉区)と南部(南、磯子、港南、金沢、栄区)ではオープンストリートが他四社と「ハローサイクリング」を展開する。神奈川、南区の既にベイバイクが実施されているエリアでは同事業が継続する。事業者は公募で選ばれた。
 ベイバイクは現在、貸し借りできるスポット「ポート」が百十カ所、自転車が九百台ほどある。ドコモ・バイクシェアは新たに中部でポート約五十カ所、自転車約三百台を導入する予定。料金はいずれも一回利用で三十分百六十五円。
 ハローサイクリングは北部、南部で各約十五カ所のポートを設け、自転車計約百五十台で始める予定。料金は三十分まで百三十円、延長十五分ごとに百円。
 ベイバイクの利用者は年々増えており、昨年度は約百十一万回使われたという。市は、新たに設けるポート用に市有地を提供する。山中竹春市長は十日の記者会見で「事業者がおのおの展開すると、空白地帯やサービスのばらつきが生じる。全市に行き渡らせるために市が主導した」と話した。(神谷円香)

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