参院選栃木 防衛費の増額 すべきか否か

2022年6月30日 07時49分
 ロシアによるウクライナ侵攻を受け、日本を守るために防衛費を増額するべきか否かという議論が起こり、七月十日投開票の参院選の争点の一つに浮上している。日本によるウクライナへの支援やロシアへの経済制裁とともに、栃木選挙区(改選数一)の各立候補者たちの主張を比べた。

◆ウクライナ侵攻受け 問う

 共産党新人の岡村恵子さん(68)は「防衛費を増大させて軍事対軍事に進もうとする岸田政権に歯止めをかけなければ。平和外交が基本だ」と主張する。
 立憲民主党新人の板倉京さん(55)は「国の守りは重要で適正な防衛費は必要だが、世界各国で防衛費の増額合戦のようになってはならない」と警鐘を鳴らす。
 自民党現職の上野通子さん(64)=公明推薦=は防衛費増額に賛成し、「シェルターの設置や食料の備蓄など広い意味での防衛費でなくては」と強調した。
 参政党新人の大隈広郷さん(52)は防衛費の増額には賛意を示す。「守りは固めるべきだが、どんな装備が本当に必要かなど中身が大事だ」と話した。
 党のマニフェストで「『積極防衛能力』を整備」と掲げている日本維新の会新人の大久保裕美さん(45)は「防衛費は増額すべきだ思う」と主張する。
 NKH党新人の高橋真佐子さん(57)は、防衛力の増額は必要としながらも「増額のために、国民の生活を苦しめる増税で対応するのは反対」と強調した。(小川直人)

◇栃木選挙区立候補者(届け出順)
(1…6)

岡村恵子 68 共新 (元)佐野市議
板倉京 55 立新 税理士
上野通子 64 自現<2> (元)文部科学副大臣 公
大隈広郷 52 諸新 塾経営
大久保裕美 45 維新 会社代表取締役
高橋真佐子 57 N新 カウンセラー
 党派の略称は、自=自民、立=立民、公=公明、維=維新、共=共産、N=N党、諸=諸派
 候補者の年齢は投票日基準

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