熊谷グリーンタウン、5年ぶり3回目V 投打ガッチリ!!全6戦63得点6失点 全日本学童埼玉県予選

2022年6月30日 08時17分
全日本軟式野球連盟主催
埼玉県野球連盟主管
ペン&カメラ=竹下陽二
 準決勝、決勝が11日、埼玉県の東松山市野球場で行われた。決勝では、熊谷グリーンタウン(熊谷)が、名細少年野球クラブ(川越)を8−0の5回コールドで下し、5年ぶり3度目の優勝を果たした。3位は吉川ウイングス(吉川)と加須ドリーム(加須)だった。

◆志保田驚愕弾2発

 度肝を抜く、強烈な先制パンチが飛び出した。1回表、先頭の志保田来夢主将が、いきなり初球を左越え先制弾だ。
 普通のホームランではない。グラウンドには、学童用の両翼70メートル、中堅85メートルの特設フェンスが設けられているが、それをはるかに越え、通常の92メートルフェンスも越えて、レフト後方の「森」に消える推定飛距離100メートルの特大アーチ。長年、同大会を見てきている古株の審判団の一人も「エンタイトルは見たことはあるが、92メートルのフェンスを越えた小学生は見たことない」と目をパチクリ。

サク越え先頭打者弾を含む2本塁打の活躍を見せた志保田主将

 「ホームランは狙ってません。どんな形でも塁に出ようと、バットを振りました」と志保田主将。これで打線に火がついて、4番・高橋有が中越え適時2点二塁打、7番・松本勝太が右中間に適時三塁打、8番・柿沼重斗も右前適時打で一気の5点。志保田主将は3回にも、85メートルの特設フェンスを越える中超え2ラン。これで小学通算60本塁打。

安定した投球を見せた熊谷グリーンタウンのエース・里見律

 志保田主将だけではない、切れ目のない打線が売り。決勝は8得点。今大会6試合で63得点。失点は、わずかに6失点。決勝もエース・里見律と2番手・小端佑で5イニング1安打の完封リレー。投打のバランスは、ばっちりだ。
 全国大会には、36、37回大会に連続出場しているが、いずれも2回戦で敗退。試合後、ベンチに選手を集めた斉藤晃監督は「神宮で野球をやろう。全国では2回勝とう。2回勝てば、神宮に行ける」と語りかけ、記者には「目標は全国優勝!」と本音がポロリ。3度目の夏に、3度目の正直はあるだろうか?

◆名細少年野球クラブ 健闘!!準優勝

 決勝で敗れたものの、巧みな試合運びで初のベスト4進出を果たした名細少年野球クラブは、この日の準決勝で昨年の覇者・吉川ウイングスに完勝。決勝では、熊谷の強力打線の前に屈したが、その健闘ぶりはひときわ光った。
 「ちょうど、創部30年。20年ほど前のベスト16がこれまでの最高。大会前は、1、2回勝てればと思っていただけに、まさか、ここまでやれるとは。ミラクルです。うちは全員野球。チームワークが非常に良い。頑張った子供たちをほめてやりたい」と小林義貴監督。あと1勝で初の全国という大魚を逃がした悔しさをにじませる一方、満足感も漂わせた。
 ▽決勝
熊谷グリーンタウン
52100|8
00000|0
名細少年野球クラブ
 (5回コールド)
(熊)里見律、小端佑−志保田来夢
(名)鎌田涼汰、渡邊壱歩、西城心太朗−西城、渡邊
本塁打 志保田2(熊)
 ▽準決勝
名細少年野球クラブ(川越)8−2吉川ウイングス(吉川)
熊谷グリーンタウン(熊谷)12−1加須ドリーム(加須)
(東京中日スポーツ)

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