インフル薬ゾフルーザ 服用15歳以下3割、耐性ウイルス検出

2019年11月27日 02時00分
 一回の服用で済む手軽さから人気のあるインフルエンザ治療薬ゾフルーザを飲んだ十五歳以下の患者の約三割から、薬の効かない耐性ウイルスが検出されたと、東京大の河岡義裕教授と今井正樹准教授らのチームが二十五日付の英科学誌に発表した。
 通常のウイルスと同程度の病原性を持つと考えられ、河岡教授は「耐性ウイルスによって熱が再び出て治癒が長引く可能性がある」と注意を呼び掛ける。
 チームはH1N1型かH3N2型のウイルスに感染し、ゾフルーザを服用した十五歳以下二十七人の治療の様子を調べた。すると、うち八人から耐性ウイルスが検出された。ゾフルーザを飲んでいない三歳の女児からも耐性ウイルスが見つかった。服用した兄から耐性ウイルスがうつった可能性が高いとしている。

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