参院選埼玉 主な候補者のアンケート(4)税金の使い方 教育・子ども中心に

2022年7月1日 07時48分
 参院選候補者アンケート最終回の四問目は、税金の使い方について。主な候補者十二人に「予算の増額が必要と考える分野」と「減額してもよいと考える分野」をそれぞれ二つまで選んでもらい、理由や意見も尋ねた。

◆「増額」

 「増額」で最も多く選択されたのは「教育・子ども政策」で八人。少子化に歯止めがかからず、家庭の経済格差による学力差が問題になる中、他の項目を大きく上回り関心の高さをうかがわせた。具体的な施策として高等教育までの無償化を挙げる候補者が複数いた。ほかに「福祉」と「防衛」を四人ずつ、「経済・産業振興」を二人、「医療」を一人が選択した。
 「教育・子ども政策」を選んだ候補者のうち、高木真理さん(立憲民主党)は「この国の成長のためにも、少子化対策としても、暮らしの安全をつくった上で、未来に向けて人への投資(=教育)をしっかりすべきだ」と主張。梅村早江子さん(共産党)は「学費の異常な高さを是正し、当面は半額を目指して最終的には無償化すべきだ」とした。西田実仁さん(公明党)は「福祉」と合わせて「人づくりは国づくりであり、すべての人が輝き、活躍できる社会をつくりたい」と訴えた。
 西美友加さん(れいわ新選組)は「福祉」で社会保険料の引き下げや、介護や保育従事者の「月給十万円アップ」を提案。
 「経済・産業振興」を選んだ上田清司さん(無所属)は「経済を再生し格差を是正することで、所得の再分配機能を復活させ給与を上げることが必要だ」と主張した。
 加来武宜さん(日本維新の会)は「防衛」について、「安全保障に対する不安を解消させ、戦争を起こさず、国民の生命と財産を確実に守る『積極防衛能力』を構築する」と説明した。

◆「減額」

 「減額」では候補者の大半が「無し」か「その他」を選び、「各分野の中でも優先度を精査すべきだ」とか「費用と効果を検証する必要がある」といった意見がほぼ共通してみられた。
 ほかに加来さんは「国会の費用、無駄な行政費用」、梅村さんは「原発推進予算」を減額すべき分野に挙げた。

◆選択せず

 関口昌一さん(自民党)は「増額」の理由欄に「全て必要に応じて増額すべし」と回答。池高生さん(NHK党)は「減額」の理由欄に「増額の二つ以外はすべて」などと記し、河合悠祐さん(同)は「増額」「減額」ともに「二つに絞れない」とした。=おわり
 ◇  ◇ 
 参院選埼玉選挙区にはアンケートを実施した十二人のほか、無所属新人の高橋易資さん(65)、諸派新人の堀切笹美さん(47)、諸派新人の坂上仁志さん(60)も立候補している。

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