都内路線価 標準宅地の平均変動率は前年比1.1%増 銀座「鳩居堂」前は1.1%減 22年分

2022年7月2日 06時46分
空から見た東京都心の風景

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 東京国税局は一日、相続税や贈与税の算定基準となる二〇二二年分の路線価を公表した。都内の標準宅地の平均変動率は前年比プラス1・1%で、新型コロナ禍で八年ぶりに下落した前年から回復が見られた。
 前年は新型コロナによる外国人観光客の激減などの影響があったが、今回は国内観光などで人の流れが戻っており、多くの地点で上昇に転じた。二一年分はマイナス11・9%だった台東区浅草一丁目の雷門通りはプラス1・1%の上昇。
 一方、千代田区や中央区などの都心はオフィス需要が戻りきっておらず、前年からさらに下落した地点もあった。路線価の全国トップは中央区銀座五の文具店「鳩居(きゅうきょ)堂」前の銀座中央通りで一平方メートル当たり四千二百二十四万円。三十七年連続の日本一だったが、前年を1・1%下回った。(佐藤航)

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