中央区 天文愛した早世の歌人・笹本さん追悼 短歌をプラネタリウムに投影

2022年7月4日 07時14分

天文を愛した故笹本碧さんの短歌が、プラネタリウムの宇宙に映された=中央区のタイムドーム明石で

 天文や自然を愛し、三年前、一冊の歌集をのこして早世した歌人笹本碧さん=当時(34)、東京都青梅市=の歌をプラネタリウムに映す「ここはたしかに プラネタリウム版」が三日、タイムドーム明石(中央区立郷土天文館)で開かれた。
 笹本さんが学生時代にアルバイトしていた多摩六都科学館で一緒だった名塚涼子さん(54)と高田豊彰さん(53)がナレーションを担当。あまたの星が輝く満天の夜空に、笹本さんの歌が次々と映し出された。
 生まれてから病に倒れるまでの笹本さんの人生も紹介。友人や同僚らがリレートークで、それぞれの思い出を語った。最後の職場で上司だった後藤知子さん(55)=千葉県流山市=は「いつもジャケットに携帯電話を入れていて、エレベーターを待つ時などに何か打っていました。振り返ると、それが短歌になったんだと思います」と話した。
 上映会には母の恵さん(65)も参加。最後に「すてきな企画をしていただいて胸がいっぱいになりました」と感謝の言葉を述べた。(加古陽治)

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