「非平和」中高生が考える 18日まで、中原でメッセージ展 ポスターや動画170点

2022年7月4日 07時21分

中高生のメッセージを見る暉峻さん=いずれも川崎市中原区の市平和館で

 川崎市や横浜市の中高生たちがウクライナやミャンマーの問題について考えて作った作品を紹介する「へいわへのメッセージ展」が、中原区の市平和館で開かれている。約百七十点のポスターや動画で命の大切さや反戦を伝えている。入場無料で十八日まで。
 ロシアのウクライナへの侵攻や昨年二月のクーデターで国軍が実権を握ったミャンマーで多くの市民が殺害されていることなど、世界で起こっている「非平和」について、中高生に考えてもらおうと企画された。
 川崎、横浜両市や東京都内の七校の中高生約六百人が参加し、五〜六月に作品を制作。平和の象徴とされる白いハトと地球を描き「正しい戦争なんてあるもんか」と訴えるポスターや、ロシアのプーチン大統領や日本の国民に向けた戦争反対のメッセージも並ぶ。

戦争反対を訴えるポスター

 生徒が制作した動画では、武器を持つ兵士や戦車の映像とともに「自分には関係ない 誰かに任せておけばいい そう思っていませんか?」「知らないうちに幸せな日々は失われてしまうかも知れません」と伝えるものも。訪れた人が平和への願いを書いて投函(とうかん)できるコーナーもある。
 中高に出向いて授業をした平和館専門調査員、暉峻(てるおか)僚三さんは「国の軍隊の銃口が市民に向けられることが次々と起きている。中高生が現状を踏まえて、自分たちなりに訴えたい表現になっている」と話した。(竹谷直子)

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