明治神宮の新たな南参道鳥居でくぐり初め 創建以来100年ぶりに国産スギで建て替え

2022年7月4日 21時04分
明治神宮の新しい鳥居で行われたくぐり初め式=東京都渋谷区で

明治神宮の新しい鳥居で行われたくぐり初め式=東京都渋谷区で

 明治神宮(東京都渋谷区)の表玄関・原宿口に立つ南参道鳥居(第一鳥居)が1920(大正9)年の創建以来となる建て替えを終え、4日、完成を祝う「くぐり初め式」が行われた。
 台湾産のヒノキで造られた鳥居は、創建から100年がたって老朽化や腐食が進んだため、神宮の鎮座100年記念事業の一環として新調が決まった。新しい鳥居は、国産のスギ材を使い、高さ11メートル、上部に渡す笠木の長さは15.6メートル。初代のサイズとほぼ同じで、境内にある8基の鳥居のうち2番目に大きい。
 神宮の担当者によると、台湾ではヒノキの輸出が禁止され、国内でもこれだけの大きな鳥居に使えるヒノキの入手は難しいため、スギ材の活用を図った。柱は奈良県の吉野材、笠木には栃木県の宇都宮材や福井県の足羽あすわ材を使った。
 式典には関係者ら約40人が出席。斎主によるおはらいの後、一列になって真新しく荘厳な鳥居をくぐった。(山下葉月)

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