東京選挙区 4現職が堅調 元職、新人ら競る 投票先未定は4割強 参院選終盤情勢

2022年7月6日 06時00分
 参院選東京選挙区(改選数6)の終盤情勢について東京新聞が実施した電話世論調査と取材を加味した分析では、自民現職朝日健太郎氏が先行し、いずれも現職の公明竹谷とし子氏、立憲民主蓮舫氏、共産山添拓氏が堅調な戦いを進めている。自民新人生稲晃子氏が続く。

候補者の演説に耳を傾ける有権者(一部画像処理)

 れいわ新選組元職山本太郎氏と、日本維新の会新人海老沢由紀氏が競り合い、いずれも新人の無所属乙武洋匡氏、立民松尾明弘氏、諸派で国民民主推薦の荒木千陽氏が懸命に追い上げる。選挙区の立候補者は34人。投票先を決めていない人が4割強に上り、情勢は変わる可能性がある。
 朝日氏は自民支持層を中心に、無党派層からも支持を取り込む。竹谷氏は公明支持層の8割を固めた。蓮舫氏は立民支持層の5割近くをまとめ、無党派層の支持も集める。山添氏は共産支持層の7割以上を固めた。生稲氏は自民支持層への浸透を図る。
 一方、無党派層は6割弱が投票先を「分からない・無回答」としており、各陣営は最終盤の支持拡大を期す。(土門哲雄)

◆参院選「関心ある」80%超 全国調査を上回る

 本紙が東京都内有権者を対象に実施した世論調査では、参院選に「関心がある」と答えたのは「大いに」「ある程度」を合わせて80.7%に上った。共同通信の全国調査では71.2%で、9.5ポイント上回った。
 東京選挙区(改選数6)は全国で最多の34人が立候補。主要政党のほか、知名度のある無所属候補らが各地で舌戦を繰り広げている。
 都内有権者の「関心がある」人の割合は、前回2019年の参院選の終盤情勢調査では71.4%だった。これと比べても9.3ポイントの上昇となった。19年参院選の実際の都内投票率は51.77%で、今回は投票率も前回を上回る可能性がある。
 一方、昨年10月の衆院選で「関心がある」は82.6%で、今回参院選と比較してほぼ横ばい。衆院選の実際の都内投票率は57.21%だった。
 今回の調査で「関心がある」人の男女別は、女性は82.9%、男性は78.4%。年代別で最も高かったのは60代の86.6%、次いで50代の85.6%。逆に20代は最も低く68.6%、10代も69.7%で、この2つの年代は70%を下回った。

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