若者に一票投じる意義を 飲食「センキョ割」 筑波大生が企画

2022年7月6日 07時58分

「センキョ割」をPRする柘植小春さん=つくば市で

 大学生に投票所へ足を運んでもらいたい−。十日投開票の参院選に向け、筑波大(茨城県つくば市)の学生たちが、投票した証明と引き換えに大学構内や近隣の飲食店で割引などのサービスを受けられる「センキョ割」を企画した。
 若者の政治参画を目的としたNPO法人「ドットジェイピー」つくば支部の筑波大生八人が、二〇一六年に選挙権年齢が十八歳へ引き下げられて以降も若者の投票率が伸び悩んでいる状況を打開しようと発案。二〇年のつくば市長選に続き、二度目の実施となる。
 二年生の柘植(つげ)小春さん(19)は「若者に向けた政治になっていないと感じるが、若者は選挙に来ないから仕方ないと言われれば反論できない」と話し、自分たちの世代が一票を投じる意義を強調する。
 五日現在、市内十三店舗の協力にこぎつけた。割引サービスを提供する店が多いが、「サザコーヒー」の市内三店舗ではMサイズの「本日のコーヒー」一杯を無料で飲める。
 サービスを受けるには、投票所で受け取った「投票済証明書」か、投票所の看板を撮影した写真を会計時に示す。期日前投票や不在者投票でも有効。柘植さんは「割引があれば選挙を身近に感じてもらえるはず」と期待を込める。
 センキョ割の実施店舗は、同支部の公式ツイッター(@Tsukuba_dotjp)などで紹介している。(保坂千裕)

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