冬の茨城県議選 水戸市・城里町など注目区 参院選後に各党活発化

2022年7月7日 07時48分
 茨城県議の任期満了(来年一月七日)まで、七日であと半年となる。県議選(定数六二)は十二月に実施される見通し。十日投開票の参院選後には、各党の候補者擁立を巡る動きが活発化しそうだ。
 最大会派「いばらき自民党」を形成する自民党は、九月末までには現職を中心とした一次公認を発表する方向だ。
 十四ある一人区のうち十三を押さえ、十二の二人区も九つを独占、総勢四十五人と圧倒的な勢力を誇る。現時点で引退を公言している現職はおらず、多くが再選を目指すとみられる。
 立憲民主党(会派は「立憲いばらき」)は、現職二人のうち一人の公認を発表済み。県連幹部は「最低でも、代表質問ができ、議会運営委員会に出られる交渉会派となる四議席は取りたい」と見据える。
 国民民主党は、会派「県民フォーラム」(四人)のうち党所属の現職三人が公認を申請している。
 公明党は五月末、公認候補予定者四人を発表。現職三人と、引退する現職の後継となる新人一人で、現有四議席の維持を目指す。
 共産党は一月に現職二人、五月に取手市選挙区の新人一人の公認を発表した。取手市は二〇一六年の区割り改定で定数が三から二に減り、一八年の前回選で共産は議席を失った。
 初の議席獲得を目指す日本維新の会は、県南地域を中心に複数の選挙区に候補者を立てる方針だ。
 選挙区別では、水戸市・城里町(定数六)、鉾田市・茨城町・大洗町(定数二)、日立市(定数四)などが注目区になりそうだ。
 水戸市・城里町では、参院選茨城選挙区に立候補した自民元職の後継として、水戸市議二人(一人は六月に辞職)が立候補の意向を表明。現在は議席のない国民民主が候補者を立てるかなども焦点となる。
 鉾田市・茨城町・大洗町では、現職に加え、議長や自民県連幹事長を務めた元職、鉾田市議が立候補する構えで、保守系による混戦が見込まれる。
 日立市は複数区で唯一の「自民空白区」。自民は保守系新人の擁立を模索している。昨夏に自民を離党した無所属現職は去就を明らかにしていない。(長崎高大、保坂千裕)

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