参院選栃木 憲法改正問題 立候補者の見解

2022年7月7日 08時01分
 十日投開票の参院選では、ロシアによるウクライナ侵攻を契機に、自衛隊の位置付けなど憲法改正に対する議論も争点の一つになっている。栃木選挙区(改選数一)の各立候補者の見解を比較した。

◆上野さん 国守る組織明記

 自民党現職の上野通子さん(64)=公明党推薦=は「自衛隊は日本で一番信頼される組織になったと思う」とした上で「私たちの先頭に立って国を守る自衛隊を、憲法九条に加えることが大事」と強調する。

◆大久保さん しっかり見直す

 憲法九条を改正し、自衛隊を明確に規定すべきだとする日本維新の会新人の大久保裕美さん(45)は「一時的な議論でなく、国民の意見も聞きながらしっかり見直して、時代に沿った憲法にすべきだ」と主張する。

◆高橋さん 自分で国を守る

 NHK党新人の高橋真佐子さん(57)も、憲法を改正して自衛隊を明記することに賛成する。その理由として「自分の国は自分の手で守っていけるような力を持たないといけない」と話した。

◆板倉さん 拙速な議論反対

 一方、憲法九条の堅持を政策に盛り込んでいる立憲民主党新人の板倉京さん(55)は「憲法は国家権力を縛るもの」とした上で「ロシアのウクライナ侵攻など、ざわざわしている中での拙速な議論は反対」と強調。

◆岡村さん 平和外交すべき

 今回の参院選を「戦争か平和か、この岐路に立つ重要な選挙」と位置付ける共産党新人の岡村恵子さん(68)は「国民の暮らしを犠牲にする軍事力強化ではなく憲法九条を生かした平和外交をすべきだ」と訴える。

◆大隈さん 国民運動で「創憲」

 参政党新人の大隈広郷さん(52)は「改憲でも護憲でもない。『創憲』だ」と主張する。自主憲法を作り直すべきだといい、「国民運動にならなければ駄目で、創憲には時間はかかる」と話している。(萩原誠)

◇栃木選挙区立候補者=届け出順(1…6)

岡村恵子 68 共新 (元)佐野市議
板倉京 55 立新 税理士
上野通子 64 自現<2> (元)文部科学副大臣 公
大隈広郷 52 諸新 塾経営
大久保裕美 45 維新 会社代表取締役
高橋真佐子 57 N新 カウンセラー
 党派の略称は、自=自民、立=立民、公=公明、維=維新、共=共産、N=N党、諸=諸派
 候補者の年齢は投票日基準

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