「コロナ、第7波に入ったか」1カ月後5万人超えも 東京都モニタリング会議 小池知事「早くワクチン接種を」

2022年7月7日 19時58分
東京都庁

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 東京都内の新型コロナウイルス感染状況と医療体制を分析するモニタリング会議が7日開かれた。専門家はオミクロン株の亜型の「BA・5」への置き換わりなどが要因となり「急激な感染拡大に直面している」と指摘。東京iCDC(感染症対策センター)の賀来満夫所長は「第7波に入ったとも考えられる」と危機感を示した。
 6日時点の1週間平均の感染者は1日あたり4395人で前週の約1.9倍。このまま増えると2週間後(20日)に1万5534人、4週間後(8月3日)に5万4902人となり、第6波のピーク(2月8日、1万8012人)を大幅に超えるとした。
 新規感染者のうち感染経路が判明したのは34.5%。その内訳は、家庭内感染が7割近くを占める一方、会食が361人で前週の2倍以上に増え、割合が前週の3.2%から4.5%に増加。学校などでの施設内感染が11.9%で続いた。特に10歳未満の22.7%、10代の24.9%が施設内感染で、国立国際医療研究センターの大曲貴夫医師は「保育、幼稚園、学校での感染拡大に警戒が必要」と話した。
 都の検査によると、6月21〜27日の1週間の感染者のうち、現在主流の「BA・2」より感染力が強いとされる「BA・5」への感染が疑われる人の割合は前週比8.3ポイント増の33.4%に上った。
 新規感染者のうち4割は20〜30代で、小池百合子知事は報道陣の取材に対し、若者から高齢者に感染が広がる懸念があると指摘。「20代、30代の半数は3回目接種を受けておらず、早く接種を進めてほしい。高齢者は重症化を防ぐため、ぜひとも4回目接種を」と強調した。また飲食店での感染防止対策の徹底や換気、アクリル板の設置のほか、家庭では冷房を使用しても換気を行うよう呼び掛けた。
 都は7日、感染者が新たに8529人確認されたと発表。前週の同じ曜日を20日連続で上回り、前週比2.4倍だった。(土門哲雄)

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