宇宙から五輪応援困難? 星出飛行士、新型船遅れで交代

2019年10月30日 16時00分

星出彰彦さん

 【ワシントン=共同】来年五月から予定されていた宇宙飛行士、星出彰彦さん(50)の国際宇宙ステーション長期滞在が、米航空宇宙局(NASA)の飛行士に交代となったことが分かった。当初計画通りなら、東京五輪・パラリンピックの大会期間中のステーション滞在となるため、星出さんは宇宙から大会を応援することを検討していたが、実現は厳しくなった。
 米企業二社が取り組む新型の有人宇宙船の開発が遅れている影響で、関係国が滞在要員を再調整した結果という。
 関係者によると、新宇宙船の開発遅れに伴いステーションに滞在する飛行士数が減る恐れが発生。米国の飛行士がゼロになるのを回避するため、NASAが星出さんの搭乗枠を米国の飛行士に割り当てるよう提案し、関係国が合意した。
 星出さんは来年五月ごろロシアのソユーズ宇宙船でステーションに向かい、半年滞在して船長を務める予定だった。
 米国ではスペースXとボーイングの二社がステーションに飛行士を運ぶ新宇宙船を開発中。いずれかに搭乗予定の野口聡一さん(54)も大会中の宇宙滞在が期待されているが、間に合わない可能性が高いという。

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