<コロナ緊急事態>県4段階で休業要請解除 県立図書館、美術館など26日から再開

2020年5月23日 02時00分

休業要請が解除され、26日の再開に向けて準備する県立中央図書館の職員ら=県立中央図書館で

 県は二十二日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う休業要請の解除基準を発表した。業種や感染リスクに応じて四段階に分け、図書館や美術館は同日に解除。そのほかは感染状況などを踏まえて順次解除するが、クラスターが発生しやすいスポーツクラブやカラオケボックスなどへの休業要請は当面の間、続ける。(太田理英子)
 県は、休業要請の解除基準を(1)文化・健康的な生活を維持するための施設、(2)「三つの密」の発生を抑制しやすい施設、(3)((1)、(2)以外で)クラスター発生歴がない施設、(4)クラスター発生歴があるか感染リスクの高い施設-の四段階に分けた。
 (1)に当たる図書館や美術館、博物館は、密集防止策を講じて使用する。該当する県有施設は、二十六日から再開。県立博物館のうち、県立中央博物館本館(千葉市)と県立房総のむら(栄町)以外は県外からの利用者が多いため、当面の間、閉鎖する。
 (2)と(3)は、二十五日に国が判断する緊急事態宣言の解除方針なども踏まえ、一週間ごとに検討する。(4)には、県内の宣言が解除されても、当面の間は休業要請を続ける。飲食店への酒類提供自粛の要請も継続するという。
 感染が再び拡大した場合、解除後に改めて休業要請する際の目安を二段階で設定。▽新規感染者数が一週間平均で一日十人以上▽週単位の増加比が一・五を上回る▽週平均でPCR検査の陽性率が7%以上-の三項目に複数該当すれば、再要請をする。
 県民には今後も不要不急の外出自粛を求める。森田健作知事は二十二日の会見で「感染者が減少に転じ、やっと少し光が見えてきた。県民と一緒になって乗り越えたい」と呼び掛けた。

◆千葉市立博物館は26日 市立図書館は来月2日

 県の休業要請の解除基準に合わせ、千葉市は22日、臨時休業中の市立博物館を26日に、市立図書館を6月2日に再開すると発表した。
 市科学館は換気がしにくく、展示物に触れる機会が多いため感染リスクがあるとし、休館を続ける。
 熊谷俊人市長は記者団に対し、県の休業要請緩和の区分のうち(2)、(3)について「どういう考え方、スケジュールで進めるのか」と首をかしげた。飲食店への夜間の酒類提供の自粛要請を続けることについても「店舗数が多く、市民生活に直結する。明確な指針や見通しを示すことが必要」と話した。(太田理英子)

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