熊谷彩春、満を持して「リトル・ゾンビガール」

2022年7月21日 07時41分
 NHK「みんなのうた」の名曲を使いながら、ゾンビの女の子と人間の男の子の友情を描くミュージカル「リトル・ゾンビガール」が、8月20日から東京・日比谷の日生劇場で上演される。2年前、コロナ禍で公演が延期になり満を持しての初演。ゾンビの女の子ノノを演じる熊谷彩春(くまがいいろは)(22)=写真=は「コロナ禍を経験したからこそ表現できるものもあると思う。2年前よりパワーアップしたものを」と意気込む。 (山岸利行)
 「コロナを通して未知のものに恐れを感じる世の中になり、それによって人が分断されている」と感じる現代社会。この分断は、本作のゾンビと人間の関係に通じるところがあり、両者が理解し合うことがテーマだとする。ウクライナで戦争が続いている現状も踏まえ、「お互いを理解することの大切さを考えるきっかけになれば」と願う。
 小学生の時から劇団四季などの舞台に出演し、経験豊富な実力派。父親の仕事の関係でロンドンに住んでいた幼少時の観劇がきっかけで、ミュージカルのファンに。毛布をフランス国旗に見立てて「レ・ミゼラブル」を演じるなど、ミュージカルごっこに夢中になった。「言葉だけでなく、歌で役の感性を表現できることが魅力」という。
 「リトル−」では、60年超の歴史がある「みんなのうた」で放送された1500曲以上から16曲を厳選して物語を紡ぐ。「手のひらを太陽に」「コンピューターおばあちゃん」「おしりかじり虫」など、「誰もが知っている曲が詰め込まれていて、幅広い世代の方に楽しんでいただけます」とアピールする。
 公演は、8月28日まで。ほかに高橋ひかる(ダブルキャストのノノ役)、大和悠河らが出演する。東宝テレザーブ=(電)03・3201・7777。

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