串カツ田中 世田谷店などに折り畳み式スロープ導入 

2022年7月28日 07時09分
 車いすやベビーカーの利用者が、玄関に段差のある飲食店などを気軽に利用できるようにと、認定NPO法人「ココロのバリアフリー計画」(東京都世田谷区)が地域での共有を呼びかける折りたたみ式の「シェアスロープ」を、外食チェーン「串カツ田中」が首都圏の五店舗に導入した。二十七日、世田谷店で関係者を招いた体験会があった=写真。
 車いすに乗り、スロープを使った保坂展人区長は「押す人と気持ちを合わせる必要があり、スロープ一つでふれあいが生まれる」と話し、区でもスロープの普及策を検討していることを明らかにした。
 「ココロのバリアフリー計画」の池田君江理事長は十五年前に渋谷区で起きた温泉施設爆発事故で重傷を負い、車いす生活になった。事故後、入店を歓迎してくれたのが串カツ田中の世田谷店だったと言う。
 串カツ田中は世田谷店のほか、三軒茶屋、都立大、有楽町、武蔵小杉の各店にシェアスロープを置いた。坂本寿男社長は「持続可能な開発目標(SDGs)にもつながる取り組み。徐々に導入店舗を増やしたい」と話した。(奥野斐)

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