後輩教諭への集団いじめ 20代4人が被害 神戸の小学校

2019年10月5日 02時00分
 神戸市教育委員会は四日、市立東須磨小の二十代の男性教諭が、先輩の同僚教諭四人に体にカレーを塗られるなどのいじめを受けたと訴え、九月から欠勤していると発表した。加害者四人は他にも二十代の教員三人に対して暴言やセクハラ行為をしていた。市教委は処分を検討する。
 市教委によると、加害者は三十~四十代の男性教諭三人と女性教諭一人。欠勤している教諭へのいじめは昨年から始まり、無料通信アプリLINE(ライン)で別の女性教員に性的メッセージを送るよう強要されたり、車の上に乗られたりした。
 激辛ラーメンの汁を目にこすりつけられたとの訴えがあり、飲酒の強要や尻をたたくなどの暴力も確認された。
 今年六月に別の教員から相談を受けた校長らが状況を尋ねると、この教諭は「大丈夫です」と返答。学校は七月に市教委に「人間関係のトラブルがあり、校内で解決した」と報告した。
 実際には加害者から「謝ってほしいなら謝ってやる」といった暴言が続いていた。
 市教委は九月に男性教諭の家族の訴えでいじめに関する情報を得た。調査の過程で、別の男性教員一人と女性教員二人もいじめ被害を受けていたことが分かった。
 加害者四人はリーダー的存在で、子どものいじめ防止の取り組みにも関わっていた。
 市教委は今月に入って授業から外し、事実上の謹慎にしている。今月七日に市教委や周辺の学校から教諭三人を東須磨小に異動させ、授業に支障がないようにする。

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