無理やり恵方巻を…ローソンで働く外国人ら待遇改善を申し入れ「宗教上食べられないのに強制」

2022年8月1日 21時59分
 恵方巻きやクリスマスケーキの購入を強制されるなど不当な待遇を受けたとして、ローソンで働く外国人らが1日、ローソンの本社を訪れ、待遇改善を求めて団体交渉を申し入れた。
 団体交渉を求めたのは、埼玉県内で複数のローソン店舗をフランチャイズ経営する「フォレックス」(本社・越谷市)の外国人社員10人。

不当な待遇について訴える外国人の人々(都内で)

 いずれもバングラデシュ、スリランカ、ネパールの出身で、留学生を経て正社員への登用を前提にフォレックスに契約社員として就職。数年前から埼玉県内のローソン店舗で働いていたが、商品購入を強制されたり、交通費が払われなかったりと不当な待遇にさらされているという。
 商品の購入では、宗教上の戒律から食べられない物まで購入を強制されたため、購入後、廃棄した人も多い。バングラデシュ出身でヒンズー教徒のロイさんは「買わされたものはほとんど捨てていた」と話す。
 外国人らの代理人の小川隆太郎弁護士は「正社員への登用のための実務研修の名の下で実際には搾取が行われている。(加盟店を指導する立場の)ローソンの責任も大きい」と指摘。
 ローソンは「申し入れの事実確認をしている段階だ」とコメントした。(池尾伸一)

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