小笠原・西之島に昆虫や海鳥ひな 噴火後、生態系発達の兆し

2022年8月2日 18時30分 (共同通信)
 西之島のクロアジサシの親子(森林総合研究所の川上和人氏提供)

 西之島のクロアジサシの親子(森林総合研究所の川上和人氏提供)

 環境省は2日、2019年12月以降の噴火の影響で生態系がほぼ消失した小笠原諸島・西之島周辺を先月調査し、噴火後に見られなくなっていた昆虫を確認したと発表した。昨年の調査に続き海鳥のひなも見つかった。環境省は「以前あった植物は見られないが、海鳥の生息域が広がるなど、生態系が発達している兆しがある」としている。
 先月中旬、船からの観察やドローン撮影などで調べた。昆虫は19年の大規模噴火後初めて、トビカツオブシムシとヤニイロハサミムシが見つかった。少数の個体が生き残り、分布を広げている可能性がある。海鳥の死骸から見つかり、餌にしているとみられる。

関連キーワード


おすすめ情報

社会の新着

記事一覧