麦殻使用のエコなストロー 伊豆の国 江川邸で販売

2022年8月6日 07時56分
 静岡県伊豆の国市にある国の重要文化財、江川家住宅(江川邸)では、同家の畑で収穫した小麦の殻(茎)を材料にストローをつくり、「麦殻ストロー13」=写真=と銘打って販売している。
 畑では江戸後期の韮山代官で「日本のパン祖」とされる江川英龍(一八〇一〜五五年)が残した製法でパンを焼くため、地域の人たちでつくる江川英龍公を広める会、NPO法人伊豆学研究会のメンバーらが麦を栽培。今年の収穫に向けてはストローもつくろうと、節と節の間が長くなるような種を取り寄せたという。
 最近は持続可能な開発目標(SDGs)の考え方が国内外で浸透し、海洋汚染などにもつながるプラスチック製のストローを見直す動きが目立つ。麦のストローは東西の先人たちが飲み物を吸い上げるために使っていて昨今、エコ商品として注目が集まっている。
 ストローは煮沸して包装し、十数本入りで一袋二百円。江川邸と同研究会の案内所「まちすけ」(伊豆箱根鉄道大仁駅前)で販売している。
 江川邸ではかやぶき屋根の修理が終了、六日から十二日まで内庭も見学できる(有料)。(藤浪繁雄)

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