通電火災か 千葉相次ぐ 停電復旧後9件、全焼3軒

2019年9月18日 16時00分
 台風15号による停電被害が続く千葉県内では、停電復旧後に損傷した電気設備などから出火する「通電火災」とみられる火災が相次いでいる。十七日夕までに、少なくとも民家など九軒から出火し、三軒は全焼した。 
 各地の消防によると、通電火災の疑いがあるのは市原市五件、千葉市二件、君津と館山両市で各一件。
 十五日には千葉市中央区で、木造二階建て民家と隣の倉庫が全焼した。県警や近隣住民によると、この地域では十一日夕に停電から復旧。十五日に避難先から帰宅した住民男性(89)がブレーカーを入れたところ、約一時間後にブレーカー付近から出火したという。
 総務省消防庁によると、通電火災は、屋根や外壁の損壊で電気配線などが傷つき、通電した際に火花が生じることで起こりやすいという。同庁は「停電時はブレーカーを下ろして使用中の電気機器の電源を切り、復旧時は配線などに損傷がないかを必ず点検して」と呼び掛けている。出火するのは停電復旧の直後とは限らないという。 (太田理英子)

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