群馬の自民県議、旧統一教会関係者と議長応接室で面会 2019年

2022年8月6日 11時54分
 群馬県の狩野かのう浩志県議(61)=自民=が、県議会議長だった2019年8月、議長応接室で世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関係者と面会していたことが、本紙の取材で分かった。狩野氏は20年1月、前橋市内で開かれた旧統一教会の関連団体が主催するイベントに来賓として出席し、翌月の前橋市長選に出馬表明していた新人への支援を求めるあいさつをしていた。
 狩野氏と県議会事務局によると、旧統一教会の関係者の訪問は19年8月8日。世界平和を願い自転車で県内を縦走する、旧統一教会関連団体主催の「ピースロード」の開催について、約20人が説明に訪れた。
 また、狩野氏は20年1月19日、旧統一教会関連団体が主催する、前橋市内のイベントに来賓として出席。翌2月に投開票される前橋市長選に出馬予定の新人の支援を求めた。会場には旧統一教会幹部も出席していた。
 狩野氏は、旧統一教会関係者から議長応接室に訪問を受けたことについて「自分の親族で旧統一教会関係者から依頼があった。世界平和を願う団体で、旧統一教会関係という認識はなかった」と説明。前橋市長選での支援を求めたことには「(イベントには)来てくれと頼まれて行った。候補の応援も頼んだが、あいさつしてすぐに帰った」と話した。自らの選挙活動でも、旧統一教会からの具体的な支援は「ない」とした。
 旧統一教会は「宗教法人として特定の政党の候補者に組織的に関与することはない。ピースロードは友好団体が実施している」と話している。
 狩野氏は現在5期目で、党県連幹事長などを歴任。19年5月から1年間、議長を務めた。(池田知之)

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