枝川など3駅新設の延伸ルート素案 東京メトロ有楽町線 2030年代半ばの開業目指す

2022年8月6日 20時35分
 東京メトロ有楽町線豊洲―住吉の延伸を巡り、東京都と東京メトロは、「枝川」「東陽町」「千石」の3駅(いずれも仮称)を新設するルート素案をまとめた。都は21日から地元住民らに説明会を開く。
 素案では、枝川駅は江東区枝川の区道下に、東陽町駅は東西線東陽町駅(同区東陽4)の下に、千石駅は同区千石の都道四ツ目通り下にそれぞれ設置する。
 都によると、新設ルートは有楽町線の分岐線となり、計画区間は5.2キロ。2030年代半ばの開業を目指している。延伸により豊洲―住吉間の所要時間は20分から9分に短縮される。都内の地下鉄で新区間が開業すれば08年の副都心線以来となる。
 開業後は、東陽町駅で東西線に、住吉駅で半蔵門線と都営新宿線に乗り換えられるようになる。都の担当者は「都東部の懸案である南北方向のアクセス向上や、東西線のラッシュ時の混雑緩和が期待できる」としている。
 総事業費は2690億円。このうち補助対象の2341億円の44.1%を都、25.7%を国、4%を江東区が負担する。都と区は今後、費用負担の覚書を結ぶ。
 説明会は江東区内の小中学校を会場に21~25日に開く。定員は90~160人で先着順。21日以降は説明会で示される資料を都のホームページで見ることができる。(加藤健太、三宅千智)

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