心肺停止の男性人命救助 杏林大生に感謝状 東京消防庁

2022年8月7日 07時06分
 東京都世田谷区の京王井の頭線下北沢駅で心肺停止となった四十代男性の人命救助に尽力したとして、杏林大(三鷹市)の学生二人に四日、東京消防庁から消防総監感謝状が贈られた=写真、同大提供。
 二人は同大保健学部救急救命学科で学ぶ共に二年の中村将さんと吉野那奈子さん。中村さんは七月六日朝、下北沢駅構内で男性が倒れているのに気づき、自動体外式除細動器(AED)による電気ショックと心臓マッサージを施した。偶然、その場を通りかかった吉野さんも心臓マッサージに協力し、駆けつけた救急隊に引き継いだ。男性は救命救急センターに運ばれ一命を取りとめ、その後、回復して社会復帰したという。
 世田谷消防署であった贈呈式で、多田静也署長が「二人の勇気ある行動に感謝します」とたたえた。中村さんは「『助けたい』の一心で処置をした」。吉野さんは「大学で学んだことを思い返し必死で取り組んだ」と振り返り、男性の回復を喜んでいた。(花井勝規)

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