投票お願い…お礼は梅干し 茨城・町長選元町議父子 1月実施、地裁が罰金判決

2019年7月31日 16時00分
 一月の茨城県八千代町長選を巡り、投票の見返りに梅干しを提供したなどとして、公選法違反(買収、事前運動)の罪に問われた元町議国府田(こくふだ)利明被告(36)と父親で運動員の元町議、利実被告(75)に水戸地裁は三十日、求刑通りそれぞれ罰金五十万円、公民権停止五年の判決を言い渡した。
 角田康洋裁判長は判決理由で、利実被告が和歌山県産の梅干し三千五百箱を、偽名を使って購入したなどと指摘。「選挙の自由と公正を損なおうとする悪質な犯行」と述べた。
 判決によると、二人は共謀し昨年十一~十二月、有権者十一人を訪ね、今年一月の八千代町長選で利明被告を当選させる目的で、利実被告が投票や投票取りまとめの報酬として、それぞれに梅干し一箱(二千円相当)を供与したり、供与を持ち掛けたりした。八千代町長選は一月二十日に投開票されたが、利明被告は落選した。

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