京アニ9月新作 予定通りに上映 期間は3週間に延長

2019年7月31日 16時00分

「ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝-永遠と自動手記人形-」の公式ツイッター画面

 放火殺人事件の標的となり、制作の中心だった第一スタジオが壊滅的な被害を受けた「京都アニメーション」の新作映画が当初の予定通り九月に上映されることになった。ファンは感謝し「何回だって見に行く」と期待の声を上げている。今後の作品への影響が懸念される中、事件後の新作公開は初めてとなる。
 事件前に制作した「ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝-永遠と自動手記人形-」。作品の公式ツイッターで二十七日、九月六~二十六日に全国七十三カ所の映画館で上映すると告知された。
 二週間とされていた上映期間が三週間に延長され、公式サイトもオープンした。告知は三十日夜までに七万九千回以上リツイートされるなど反響を呼び「正直、外伝延期だと思っていた」「本当に本当にありがとう」「絶対見に行く」などと千件以上のコメントが連なった。
 京アニ作品は「Free!」劇場版が事件前の七月五日から上映中。第一スタジオは進行中の作品に関する紙資料がほぼ全損しており、ファンの間では、来年一月の「ヴァイオレット-」本編の新作劇場版の公開や、来年夏とされた「Free!」新作劇場版の公開が不安視されている。
 「ヴァイオレット-」は心を持たない軍人だった少女が戦後、手紙を代筆する仕事を通して愛と感情を知り、自分を育てた上官の言葉の意味を探していく物語。京アニ主催の「京都アニメーション大賞」で大賞を受賞した同名小説が原作で、二〇一八年にテレビアニメが放送された。

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