夏本番 関東甲信で梅雨明け 熱中症 全国400人超搬送

2019年7月30日 02時00分

梅雨が明け、広がった青空の下で水遊びする子どもたち=29日午前、東京都江戸川区で

 気象庁は二十九日、関東甲信が梅雨明けしたとみられると発表した。平年より八日、昨年より三十日遅い。残る東北も近く梅雨明けが発表されるとみられる。二十九日は各地でよく晴れ、気温が上昇。熱中症とみられる救急搬送された人は少なくとも四百人を超えた。岐阜県揖斐川町で三七・二度、岩手県釜石市で三七度を観測するなど三五度以上の猛暑日になる地点が相次いだ。三十日以降も水分・塩分補給など熱中症対策が必要だ。
 熱中症とみられる救急搬送者の内訳は東京消防庁管内百二十一人、愛知県九十四人、神奈川県四十九人、千葉県三十七人、宮城県三十三人、群馬県と岐阜県が二十九人、岩手県と三重県二十三人、静岡県十九人、石川県十五人。長野県の諏訪市や富士見町でもそれぞれ一人が搬送された。
 各地の消防などによると、前橋市の男性(73)は自宅で高熱を出して倒れた。東京消防庁管内で六十~八十代の三人が重症。千葉県船橋市で男性(74)が自宅で倒れ、重体。同県内で他に三人が重症という。
 二十九日は全国九百二十六観測点の八割近くが三〇度以上の真夏日となり、うち七十地点が三五度以上の猛暑日に。埼玉県鳩山町や京都市で三六・五度、名古屋市で三五・三度を観測。札幌市や仙台市、福岡市でも三〇度を超えた。
 当面は高気圧に覆われ晴れる日が多く、日中は強い日差しで気温が上昇、夜も気温が下がりにくい状態が続きそうだ。

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