容疑者、新品の包丁使用か 川崎・児童ら殺傷

2019年5月31日 02時00分
 川崎市の殺傷事件で、自殺した岩崎隆一容疑者(51)=同市麻生区=が襲撃に使うなどした包丁はいずれも新品とみられることが三十日、捜査関係者への取材で分かった。自宅に空き箱が残されており、神奈川県警は事前に入念な準備をした計画的犯行とみている。
 捜査関係者によると、襲撃に使われたのは刃渡り三十センチの柳刃包丁二本。現場付近のコンビニの駐車場に置かれていた岩崎容疑者のリュックサックにも、ワイシャツに包まれた文化包丁(刃渡り二十五センチ)と刺し身包丁(同二十センチ)が入っていた。
 県警は自宅の捜索で、居室の押し入れから包丁の空き箱四箱を押収。いずれも同居する親族のものではなく、県警は岩崎容疑者が購入したとみて調べている。
 また、県警は三十日、防犯カメラの映像の解析により、襲われた順番は保護者の外務省職員小山(おやま)智史さん(39)、カリタス小六年栗林華子さん(11)、保護者の女性(45)の順だったと明らかにした。当初は目撃証言から小山さん、女性、栗林さんの順としていた。
 背後から襲われた小山さんには抵抗した際にできる傷が一切なく、傷は心臓にまで達していた。岩崎容疑者が強い殺意を持って包丁を刺したとみられるという。司法解剖の結果、岩崎容疑者の死因は、首を切ったことによる出血性ショックだった。

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