はやぶさ2 再着陸へ目印

2019年5月31日 02時00分
 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は30日、探査機はやぶさ2が小惑星りゅうぐう表面への2回目の着陸に向け、目印となるボールを狙った場所に投下したと発表した。りゅうぐうの高度約10メートルまで降下してボールを放出した。
 ボールの投下は昨年10月に続き2回目。2月には目印を使って目的の場所への着陸に成功している。はやぶさ2は4月に小惑星表面に金属弾を撃ち込み、人工クレーターをつくった。その際に噴出した地下の物質を採取するため、次はクレーター周辺を狙って着陸を試みる。
 ボールは狙い通り、クレーターを含む20メートル四方の領域に落ちた。2回目の着陸は6月下旬から7月上旬を目指す。
 ボールは直径約10センチで、反射材で覆われており、はやぶさ2が着陸する際にフラッシュをたいて目印の位置を確認する。内部には世界から募った約18万人の名前が書かれたアルミのシートが格納されている。
 はやぶさ2は、今月15~16日にも投下を試みたが、高度の計測で異常値が出たため中止していた。

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