川崎殺傷 犠牲栗林さん「明るく周り和ませる子」 チェロ教えた男性悼む

2019年5月30日 16時00分
 川崎市の殺傷事件で亡くなった東京都多摩市の栗林華子さんは長年、自宅近くにある音楽教室でチェロを習っていた。教えていた神奈川県藤沢市の佐藤明さん(64)は「とても明るくて、ゆかいな子でした」と声を落とした。
 佐藤さんによると、栗林さんは3歳から今年3月まで週1回、教室に通っていた。レッスンの際には、よく冗談を言って周りを和ませ、その人柄をうかがわせる「いい音を響かせていました」という。
 いつもかばんにお菓子を入れていて、5年生のときに、佐藤さんが「ちょうだい」と言うと、「いいよ」と板チョコの包装をむき、「親切だな」と思っていると、半分以上を自分が食べてから、残りをくれるような、ひょうきんな一面を持っていた。
 佐藤さんは「カリタス小に通っていたことは知っていたので、事件後に気になり、(華子さんの)お母さんにメールをした。亡くなったと聞きびっくりした」と振り返った。
 29日夜には、栗林さん宅を弔問。華子さんは「穏やかな表情で、眠っているようだった」と話した。 (松村裕子)

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