川崎殺傷 小学校側「許せない」

2019年5月28日 16時00分

小学生らが刺された現場から運び出されるランドセル=同日午前9時36分、川崎市多摩区登戸新町で

 多くの児童が被害に遭った川崎市多摩区のカリタス小学校には、保護者らが次々と駆け付けた。同校はこの日、事件を受けて休校とした。
 「迎えに来てほしいとメールで連絡があった」という八歳の男児の父親(50)は、学校に駆け付け「子どもの顔を見てほっとした」と話しながら、事件の深刻さに複雑な表情を見せた。わが子の手を引きながら、涙を拭う姿もあった。
 カリタス学園の関係者によると、バスは三台あり、同じルートを走っている。
 事件に遭ったバスには普段、引率役の教師と、一~六年生六十五人ほどが満席の状態で乗車する。バス停から学校までの乗車時間は約四分。運転手の上司も事件現場のバス停から子どもたちを乗せたことがあったといい、「普段は楽しく学校に向かう子どもたちを狙うなんて、最低だ。許せない」と怒りをあらわにした。
 関東地区私立小学校連合会のサイトによると、カリタス小学校は川崎市多摩区にあるカトリック系の共学校で、児童数は各学年約百人の計約六百人。系列に幼稚園と中学・高校があり、中学以上は女子校。「カリタス」はラテン語の「愛」に由来するという。

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