<延期 東京2020>新たな日程決まる 選手「早く安心な環境に」

2020年4月1日 02時00分

オリンピック・パラリンピックの日程が決まり、表示を再開したデイ・カウンター=伊豆市役所で

 新型コロナウイルスの影響で延期された東京五輪・パラリンピックの新たな日程が決まった。県内では三十一日、選手らが決意を新たにしていた。
 東京五輪で初採用される空手の組手男子67キロ級で日本代表に決まっている佐合(さごう)尚人選手(27)=御殿場西高卒、高栄警備保障=は「本番までの調整のプランを立てることができる。一層気を引き締めて準備したい」と意気込んだ。全日本空手道連盟は、延期でも代表を変えない方針。佐合選手は「長い選考レースで勝ち取った権利なのでほっとしている。安心して練習できる環境が早く戻ってほしい」と早期収束を願った。
 自転車ロードレースのゴール地点になっていた富士スピードウェイ(小山町)の担当者は、「一つ前進だが、会場がそのまま使われるのかはまだ不透明。大会側と慎重に協議しないといけない」と述べた。一方「(延期前と)ほぼ同じスケジュールを組めばいいので、やりやすさはある。早めに日程が示され、より調整もしやすい」と歓迎した。
 小山町の池谷晴一町長は「これまで以上に町内外の皆さまが楽しむことができ、おもてなしできるように再スタートしたい」とコメントした。
 自転車のトラックとマウンテンバイク開催が予定される伊豆市は、市役所と伊豆箱根鉄道修善寺駅で、五輪開幕までの日数を表す「デイ・カウンター」を再開。設置したモニターに「479日」のボードを持つ人の姿が映し出された。
 市の担当者は「思ったより早く日程が決まったので、動きやすくなった。延期を前向きに捉え、観客おもてなしや外国人対応などの準備に力を入れたい」と語った。(杉原雄介、佐野周平)

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